今年に限ったことでもないが、9月は涼しくなったかと思うと、残暑が戻り、雨模様の日も多かった。
夏が終わると前線が日本列島にかかり、これが南北に移動するので、晴れたり曇ったり、雨になったりで、秋口は天気が不安定になる。
女性からの反撃を恐れずにいうなら、「女心と秋の空」といわれる通り、秋口の天気は変わりやすい。
10月になると北の高気圧が優勢になって、例年だと日本列島は晴天が続くようになる。
この天気の良い期間をねらって41年前の10月10日から東京オリンピックが開催され、その日を記念してこの日が体育の日と定められたが、今年の10月10日は晴れるだろうか。
今年は南の暖かい高気圧がいつまでも強くて、秋雨前線が残り、10月に入っても暑い日もあり、雨の日もありで、安定しない天気が続いている。
このような天気が続くと、気の毒なのはお天気キャスターである。
テレビのニュース番組には天気予報がつきもので、1日に何回も天気予報を放送するのだが、天気が安定しないと予報が難しいのである。
最近はニュース番組の天気予報には気象予報士の天気キャスターがいて、天気予報を出すことが多い。
気象予報士が自信に満ちた口調で解説しながら予報を出すと、つい信じたくなる。
ところが、天気が変わりやすくなると、いくら気象予報士が確信に満ちた口調で予報しても、外れる事も多い。
アナウンサーが天気予報の原稿を読むのであれば、当たらなくてもアナウンサーが悪いようには思わないが、気象予報士が放送した予報が外れると「あんなに理路整然と自信に満ちて予報していたのにどうして?」といいたくなる。
天気予報は明日や明後日のことを当てる事なので、当たらないことがあっても当然で、天気キャスターを責める事はできないのだが、天気キャスターが余りにも確信に満ちた口調で予報を出すと、「昨日の予報は当たらなかったね」といいたくなる。
NHK夜7時のニュースで、天気キャスターの半井(なからい)さんは口角を少し上げた微笑が好ましい。
彼女なら予報が外れても許してあげよう。
(写真は半井さんの天気予報・NHKテレビより)