ラーメン・リサーチ・レポート

恵比寿
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恵比寿

恵比寿ラーメン(恵比寿)
名店として紹介されて久しい。それゆえにまた、色々な批判もある。いわく、「昔のほうがおいしかった」、「何のことはない普通のラーメンじゃないか」と。しかし、難しいことは別として、時々、とても食べたくなるのである。東京ラーメンを一筋に練り上げた、まさに堂々たる王者の貫録を感じる。奇をてらうことなく、今では、ともすれば珍しい「普通の」スープとのりとシナチクとチャーシューが絶妙のバランス。むろん、少し細めのちぢれ麺も程よい腰があり言うことなし。柑橘類の一切れがサービスにつく。店内は華美ではないが気の行き届いた清潔感がある。昔、食の豊かでなかったころ、単純なラーメンの味も衝撃的にうまいと思ったものだ。あの当時の感動をよみがえらせてくれるから、また、行きたくなるのかも知れない。恵比寿ラーメン、620円で値段も妥当。
Ebisu Ramen
Very traditional Tokyo-style ramen. Soy-sauce based soup goes very well with nori (laver), shinachiku and roast pork fillet. Reminds me of the good old days when ramen was a most extravagant meal. I like this ramen despite all the criticisms such as "It used to be better," "There's nothing special about this," etc. The shop is not luxurious but is clean and neat. 620 yen.

九十九とんこつラーメン(恵比寿)
なんでも漢方医の経験のある方の店だとか。無添加のオリジナル特製麺、まろやかなとんこつ味の中国滋養スープ、大変結構なチャーシュー、シナチクにランチタイムはゆで卵、コーン、バター、半ライス、サラダから二品がついて650円。これはお値打ちである。更に自家製高菜が激辛と辛の二種類、ねぎ、炒りゴマ、にんにく、豆板醤などが自由に使え味のカスタマイゼーションも可能。店内は音楽が少々うるさいが、いまどきの若いニーチャン、ネーチャンが結構、元気でけなげに働いているのを見ると心がなごむ。味噌とチーズの一見、ミスマッチを狙ったマル究ラーメン(800円)も体調の良いときには試してみる価値ある。北海道十勝平野、花畑牧場の無添加ナチュラル・チーズと手作りフレッシュ・モツァレラチーズを使っている。そう言えば、この間、この牧場主でタレントの田中義剛氏を見かけた。
Tsukumo Tonkotsu Ramen
Special house-made noodle in tonkotsu (pork bone) soup with a slice of roast pork and shinachiku priced at 650 yen. For lunch, you can choose any two of the following items for free: boiled egg, corn, butter, 1/2 rice or salad. This is a very good deal. The Maru-kyu (ultra-supreme) ramen (900 yen) with natural and mozzarella cheese is worth trying.

博多一風堂恵比寿店(恵比寿)
あっさりとんこつ白丸元味を食べる。600円。博多風の細い麺に確かにとんこつとしてはあっさり気味のスープ。いや、あっさりと思って食べていると結構、しっかりしたスープであることに気づく。チャーシューは小さな角切りになっている。肉を食べるというよりはスープにこくを出すための材料として入っているようだ。無菌豚を使っているとか。水もミネラルウォータらしい。テーブルには唐辛子入りもやし、しょうが、そして生のにんにくが置かれている。にんにくは押し潰してそのしぼり汁を使う。通常、午後の仕事もあり、あまりこれはできない。いつか、あのにんにく汁をしっかり入れて食べてみたい。スープを最後まで飲むと、どんぶりのそこに「ありがとう」と書いてある。ラーメンはでてくるのも早い。外税なのが残念。ランチは追加100円で一口餃子五個と半ライスがつく。辛味噌と脂こってりの赤丸新味800円もある。
Hakata Ippudo Ebisu
Typical Kyushu-ramen. I tried Shiro Maru Moto Aji (original light taste soup noodle). Thin kyushu-style noodle in tonkotsu (pork bone) soup with small diced roast pork. You can press out the juice of garlics and add it to your ramen to your taste when you do not have appointments in the afternoon. The price is 600 yen plus sales tax. For an additional 100 yen at lunch time, you get 5 bite-sized dumplings and 1/2 bowl of rice.

会津喜多方ラーメン坂内恵比寿店(恵比寿)
あっさりとんこつ白丸元味を食べる。600円。博多風の細い麺に確かにとんこつとしてはあっさり気味のスープ。いや、あっさりと思って食べていると結構、しっかりしたスープであることに気づく。チャーシューは小さな角切りになっている。肉を食べるというよりはスープにこくを出すための材料として入っているようだ。無菌豚を使っているとか。水もミネラルウォータらしい。テーブルには唐辛子入りもやし、しょうが、そして生のにんにくが置かれている。にんにくは押し潰してそのしぼり汁を使う。通常、午後の仕事もあり、あまりこれはできない。いつか、あのにんにく汁をしっかり入れて食べてみたい。スープを最後まで飲むと、どんぶりのそこに「ありがとう」と書いてある。ラーメンはでてくるのも早い。外税なのが残念。ランチは追加100円で一口餃子五個と半ライスがつく。辛味噌と脂こってりの赤丸新味800円もある。
Aizu Kitakata Ramen Ban-nai Ebisu
When you get tired of the thick taste of tonkotsu soup, this is the place to go. The shop is from Kitakata, a famous ramen town in Fukuoka Pref. Slightly frizzled thick flat noodle comes in a clear soy-sauce based soup. At 530 yen, it is served with five slices of roasted pork. Plus, during the lunch hour, 1/2 bowl of rice and pickles are served gratis.

味噌味札幌ラーメン山田(恵比寿)
しこしこした西山製麺の麺、みそくさくなく、かつ、こくのある味噌スープにチャーシュが二枚としなちく、もやし、ねぎの味噌ラーメンが650円。充実感のあるおやじとおばちゃんが三人で落ち着いた、しかし、活気のある応対をしてくれる。これぞラーメン屋。卓上にはたくわん、福神漬、おろしにんにくなど。店内はこぎれい。音楽はかかっておらずテレビが一台ある。昼ごろ行けばニュースが見られる。週刊誌が入り口にたくさん置いてありみな、ラーメンを待ちながら読んでいる。壁にはなぜか「一期一会」の額がかけてある。カレーライスやチャーハン、野菜炒めライスなどもある。それから、とんかつラーメン(900円)、カレーラーメン(750円)などいつか挑戦してみたい麺もある。
Miso-taste Sapporo Ramen Yamada
Al dente noodle in excellent miso-soup with two slices of roast pork priced at 650 yen. The shop is neat and there's no music; instead, there's a TV set showing NHK news around noon time. The quiet but energetic chef is supported by three middle-aged "obachan" ladies. Also, curry ramen and tonkatsu (pork cutlet) ramen are available.

胡同四合坊(恵比寿)
名物山椒たっぷり四川坦々麺。この店はラーメン屋さんではない。また、坦々麺はラーメンではない。値段も安くはない。それは解っているが、やはり、この店の坦々麺は紹介したい。小菜、サラダ(これがさっぱりしていたうまい)と最後に黒ごま饅頭がついて1500円。ゴマ風味の味噌スープに真っ赤な辣油が表面を覆うがごとく浮いている。そこに香草・スパイスが色々な香りを放って競い合っている。辛い、けど、うまい。ただ、辛いだけの坦々麺も多いが、ここのは辛さを支えるたくさんの味たちの働きが感じられる。みんな役割をもって無駄なく働いている。ちょっと落ち込んだとき、少し体調の悪いときなどこれを食べると元気がでるようだ。「激辛麺食べて元気を確認し」。(現在は恵比寿から六本木に引っ越してしまったとか。さびしいことだ。)
Hu Tong Si He Fang
The place is not a ramen shop nor do they serve ramen. This is a Chinese restaurant. But I can't help including it in this list. They serve hot and spicy SE CHUAN tan tan men noodle soup. The noodles come with a small appetizer, a refreshing daikon salad and black sesame dumpling and it costs 1500 yen. It is not just hot, but many kinds of spices are all playing their roles in the soup to make this really unique tan tan men such a tasteful one. When you are feeling down, this noodle will re-energize you.

英(はなぶさ)(恵比寿)

ラーメン700円。すっきりとしてこぎれいなカウンターのみの店。ラーメン好き15年という店長が脱サラしてはじめた店らしい。鶏がら、カツオ、ニボシベースのスープはさっぱり、中細のちぢれ麺もしこしこ、ねぎ、しなちく、大きなのりになるともうれしいしチャーシューもおいしい。近所の坂内や山頭火が長蛇の列なのにこの店はいつも空いている。なぜだろう?700円はちょっと高いがもう少し人が入ってもよいのではないかと思う。

よってこや(恵比寿)
門外不出の屋台ラーメン、京都より参上。京都屋台ラーメンが700円。特注鶏がら、豚骨、香味ヤサイ、豚脂を使用。10時間以上煮込み、船をこぐようにかき混ぜ酸素を送り込んでできるのだそうだ。確かにこってりの割にさっぱり。出るときに「おおきに」と声がかかるところが京都的?

○あ(恵比寿)
細長い店の半分で調理。残りの左側に壁にむかったカウンター6席のみ。らーめん,650円。28年フランス料理をやってきた人の店らしい。やや甘味のある醤油味スープ。メンにもコシ。チャーシュー2枚、味付卵半分入り。

ひょっとこ(恵比寿)
地獄ラーメン、900円。どぎつい赤と地獄関連グッズがたくさんの店内。その割にはすっきりしたおばちゃんと兄ちゃんがいる。閻魔大王の常用食という地獄ラーメンをたべる。辛いことは辛い。しかし、900円は高すぎる。地獄も物価が高いのか?あるいは物価が高いから地獄なのか?

尾道ラーメン、萬友(恵比寿)
平メン、650円。すんだ醤油とカツオだしのスープに背脂が羊雲のようにういている。メンも独特の歯ごたえで食べ終わるまでしっかりしている。テーブルにはなぜか、キムチ。隣の食べていた茶碗カレーがうまそうだった。今度、食べてやろう。

山頭火(恵比寿)
塩ラーメン, 800円。とにかく、こい〜んだなスープが。トロ肉がうまい。トロ肉だけ食べたい、白いご飯と。

周の家(恵比寿)
赤い柱とキリンビールの古いポスターが目立つ。ラーメン専科より支那麺(しょうゆ)。 650円。中国語のナウい音楽も心地よい。ラーメンもまあまあだ。しかし、白湯を頼んだのにショウユがでてきて、しかもレンゲがスープの中に沈んでいる。水を出すのも忘れやがって!いくら商品が良くてもサービスが悪いと駄目だという好例。自戒を込めて時々、行ってみるか。

丸富(恵比寿)
醤油らーめん、700円。背脂たっぷり浮いている割にはさっぱりしていると評判。本当にそうだ。ただ、せっかく背脂をたっぷり食べるんだったらしつこくてもいいんじゃないかとも思う。さっぱり味でもカロリーは高いんだから。

本場の味 新宿らーめん亭(恵比寿)
究極の坦々麺とうたっているので楽しみにして食べた。練りゴマ風味、 豊かな味わいとこれもうたい文句。生姜の味のきいた肉味噌を溶かして 食べる。おいしいんだけれどちょっと、看板が過剰。880円。

キャプテン(恵比寿)
恵比寿タコ公園向い、いかにもあまりはやらない町の中華料理屋。外見ちょっと、 シャビーだが中は意外に広く活気もある。店員も悪くない。オリジナルの ミッキ-麺、800円。ピリカラ、具はキャベツ、ピーマン、ニンジン、ネギに豚肉と レバーにとろみがついて乗っている。スープはしょう油味。

ちゃんぽん・皿うどん どんく(恵比寿)
木目の壁板、テーブル、いすが印象的。どんくラーメンが600円。さっぱり系の 豚骨スープ。肉味噌が乗っていて、これが溶けるほどにだんだん味噌ラーメンに なる。具はもやし、ネギ、メンマ、チャーシューなどと標準的。

麺ロード(恵比寿)
ワンタン麺、650円(+外税)。支那そばは500円。ともに細麺。しかし、それほど 細いわけではなかった。味はよい。ワンタンも三個だったが充実していた。やや 薄口のしょう油味スープにほうれん草がたっぷりとシナチク、ネギ。カウンターには 高菜が置いてありランチ・サービスの半ライスと一緒に食べるとこれはこれで満足。

東京らーめん だるま亭(恵比寿) 
支那そば600円。天安門粉、八甲田水、南部地鶏の有精卵などを練った特製麺。 スープは九州黒豚。豚骨、丸鶏、野菜、イリコなどを12時間コトコト、焼豚も 九州黒豚とこだわりの店という感じ。上品なおいしさだ。具はうれしいことに なるとが入っている。後は焼豚、しなちく、ねぎ、のりに半玉子。

吉兆(恵比寿) 

吉兆といってもあの恐れ多い吉兆とはまったく関係ない(と思う)恵比寿駅近くの ラーメン屋さんである。ごまだれラーメンが700円。スープのごまの風味は なかなか好もしいい。あと、チャーシュー、しなちく、紅しょうが、1/2玉子、ねぎ、 大きなのりがどんぶりのふちに二枚立っている。悪くはないが壁にHANAKOや東京WALKER で紹介されたなどと書いてある。ちょっと押し付けがましくてその点はマイナス。 音楽会のポスターがたくさんはってあるのはなぜなのだろう。

北斗(恵比寿) 
恵比寿駅のすぐ近くの北斗で恵比寿らーめん(520円)を食べました。 細い麺がきれいに整えられてうすい正油味のスープを通して見えている。 スープには背油が浮いている。出てくるのも早い。 しなちく、ねぎ、濃い緑のきざみワカメに結構、おいしいチャーシューが のっていた。あまり迫力はないけれどそこそこおいしく食べました。

天童(恵比寿)

JR恵比寿駅近くの中国家庭料理、天童で五目ソバを食べました。 テーブル席だが基本的には相席。音楽はジャズ。五目ソバは うまかった。えび、いか、豚肉、にんじん、ほうれん草、白菜、 キクラゲ、竹の子、そしてうずらのたまご。スープもなかなか よい。周りの人が食べているものもみなうまそうだった。特に ランチのメニューはGood Valueな感じである。こんどやって みよう。五目ソバは800円で外税。

香月(恵比寿) 
ラーメンが700円。メニューでは「ラーメン」と片仮名表示なのに他の場所ではひらがなに なっている点、ちょっと気になる。おしぼり付き。スープはうすい色のしょう油味。 すこし塩気が強い気がする。背脂もたっぷり。麺は細いがコシもありうまい。 チャーシュー二枚。しなちくとねぎ入り。

旬泉坊(恵比寿)    
豆乳ラーメンが680円。スープは豆乳にラー油でピリカラ。 ごまも浮いている。具はユバ、ねぎ、キャベツ、チャーシュー は小ぶりだが3枚。麺はイマイチだが全体としてはミスマッチ の割に違和感はない。七味をかけて食べる。

前川(恵比寿) 
ラーメンが400円と格安。恵比寿の裏通りの民家(あばらや?)風 の小さな店。おじさんとおばさんの二人が働いている。正油ラーメン。 しなちく、なると、ねぎ、わかめに正油味の焼豚。麺もおいしい。

香楽(恵比寿) 
恵比寿西口から目黒の方へ向かった線路沿いにある。 焼肉とラーメンの店らしい。ねぎ、のり、しなちく、 なると、半玉子、チャーシューがのって、スープは 濃い目の正油味。細目の縮れ麺。店内にはレトロな サッポロビールの広告。カウンターと横の方には 座敷もある。ちょっと不思議な雰囲気の店だ。

ASIA (恵比寿)   
5階はバイキングで6階がヌードル。今回はトムヤン・ヌードルを食べたが他に、 タイ屋台ヌードル、ダック・ヌードルがあり、みなカパオ飯(細長いタイ・ライスに 鶏のそぼろとグリーン・ピース、赤ピーマンが乗っている)とアンニン・ドーフが ついて850円(税別)とリーゾナブル。トムヤン・ヌードルはトムヤンクン・スープに モヤシ、シュンサイ、エビ(4匹)、ネギ、レタス、ナッツのクラッシュしたもの と揚げニンニクなど乗っており薬味のソースも多くよろしい。白い平麺のライス・ ヌードルもおいしい。ちょっとくせになりそう。

香湯(しゃんたん)ちょろり (恵比寿)   
ラーメンは600円。ランチは850円でそれに野菜炒め(A)、ギョーザ(B)、シュウマイ(C)の 一つと半ライス、おしんこ、マーボドーフまで付いてしまう。入り口には「やってるよ」の看板。 板張りの床、木のテーブル。店のおばちゃんも元気で好感。背広客と女性客が多い。細めんに スープはしょう油味がしっかりとついている。具はサヤ、しなちく、チャーシュー、そして 何と言ってもこがしネギが香ばしくおいしい。

和風だしらーめん えにし(恵比寿)
650円。「○に縁」ののれんの前に行列。うまいラーメン喰堂と自ら書いて いる。大海苔3枚がどんぶりのふちに立っているのが目をひく。沢山 のネギとメンマとチャーシュー(店主は焼肉店も経営とか)。スープは 和風魚系のだし。少し細目の麺である。店員の感じもよく一見、がんこ そうな親父も愛想はよい。味付たまごもうまそうだった。

旭川らあめん ひろせ(恵比寿)
正油らあめん650円に味付玉子60円を奮発。旭川から毎日、空輸で取り 寄せるという麺(山加加藤ラーメン工場)は縮れ麺でほんのり甘み。 スープもコクのあるサッパリ味でうまい。具はコーン、ネギ、チャー シュー、もやし、しなちく。

壱参らーめん(恵比寿)
沖縄仕込の角煮ラーメン900円。(壱参ラーメンは650円)。親父一人と おばちゃん二人の店。スープは削り節味の強い濃い目の醤油。麺は縮れの 平麺でこれも良い。具はノリ一枚とシナチク、ねぎ。角煮は13センチx3センチ x1センチ位のシロモノ。これはうまかった。値段はフェア。

中華料理わかぎ(恵比寿)
当店のお勧め麺、たんたん麺750円を食べる。スープは少し酸味が効いた ゴマ味。麺はちょっとやわらかくイマイチ。その上に肉味噌がのっている。 あと、チンゲンサイも。スープ、麺の種類で16種類がメニューにあるが ぜひ、また行きたいという感じでもない。店員同士の話し声が大きいのも 気になる。

龍天門(恵比寿ウエスティンホテルの二階)
坦々麺が1400円。プラス300円で杏仁豆腐がつく。くるみを使うのが独特。 白ゴマのタレとラー油の赤がマダラとなって広がり真中にひき肉、ザーサイ、 赤ピーマンなどのいためたものが固まっている。美しい!麺は細め。広東 料理の店なのでデリケートな味ではあるがやっぱり坦々麺はもう少し激しく あって欲しいとも思う。夏は「冷やし」もある。

さっぽろラーメン横丁 満龍YGP店 (恵比寿)
太縮れ麺。かん水強め。西山麺。入り口で食券。味噌ラーメンを注文。750円。厨房 も広く四人の料理人も白い制服に白い帽子でどこかレストラン風。具はネギ、モヤシ、 メンマ、ワカメ、チャーシューで特に特徴はない。スープもクセがない。麺の茹で 加減は私の好み。92年にラーメン選手権日本一だったという。

中華料理 北越軒 (恵比寿)
オヤジとオバチャンの店でなじみ客がほとんどの感じ。7席のカウンターと二人がけ のテーブルが二つ。とりそば(鳰絲湯麺)850円+税を注文。他にラーメン600円。 中華のメニューは多い。湯麺も一杯ずつ味見をしている。鶏ガラのスープは結構、 濃厚。ネギ沢山。あと、鶏肉とたけのこ。麺は細め。ストライプのシャツに白い 帽子のオヤジ。オバチャンは帽子のみ。何となく微笑ましい。

つけそば ぢゃぶ屋(恵比寿)
世田谷上馬の二号店。和歌山らーめんまっち棒の新形態。カレー(温)¥850。カレーは結構うまい。ほうれん草、ネギ、豚シャブ肉入り。ランチはライス・サービス。麺は幅5mmぐらいで太い。出てくるのに時間がかかる。そば湯はこってりとあっさりがある。ライスにカレーをかけてカレーライスとしても食べられる。店はデザイナーも入れたとかでモダン。厨房はステンレス。木のカウンター。しかし何か変な臭いがするのはいただけない。トッピングも多種多様。

香港食堂(恵比寿)
香港家庭料理で屈指の料理人、陳国桂の店。ランチメニューに汁そばが加わった。五目あんかけラーメンをトライ。¥880。他に海老あんかけラーメン、チャーシューラーメン。これにお粥が食べ放題。トッピング(ザーサイ、チキン、ネギ、レタスなど)5種類。杏仁豆腐も食べ放題。招き猫や赤いお札などいかにも香港風のオープンキッチン。

赤とんぼ(恵比寿)
ラーメンが¥500。黄色のカウンター。スープは豚と鶏のダブル調合スープ。さっぱりしている。中太の麺。具はネギ、メンマ、モヤシ、カイワレ大根、チャーシューとナルト。軽いラーメン。しかし、今、一つ特徴もない。

天龍(恵比寿)
外見よりも中はきれいで活気にあふれる。ラーメン屋ではなく中華料理屋。柳麺(ラーメン)¥450。 太めの縮れ麺に正油のさっぱり味のスープ。伝統的東京ラーメンの味。少し固いが厚いチャーシューにメンマ、ほうれん草、ネギ、なるとの具がのる。この値段なら文句なし。

大国(恵比寿)
逆L字型のカウンターの中で男二人、それにオバチャン一人が働く。半チャーハンとラーメンが¥780。ラーメンと半カレーライスやミニ玉子丼などもある。ラーメンは鶏と豚のさっぱりと透きとおった和風正油味のスープ。麺もアルデンテでうまい。具はネギ、メンマ、しっかりした歯ごたえのチャーシュー、、ワカメ。東京ラーメンの伝統がこの小さな中華料理屋に生きていたという感じ。隠れた名店?ラーメンだけなら¥500。

栄来亭(恵比寿)
初老から兄ちゃんまで4人の男たちがカウンターの向こうで炎を上げて調理している。活気もあり店内も外見よりきれい。客も入っている。二階もある。ナルト、ワカメ、メンマ、ネギ、モヤシ、チャーシューの具にやや細めの麺。スープはさっぱりした正油味。ラーメンは¥550。タンメンもうまかった。

筑紫楼 広尾店(恵比寿)
フカヒレ料理で有名な中華料理店。フカヒレ煮込み入りスープ麺、1300円。よく煮込んであるフカヒレのアンでとろりとした濃厚なスープ。フカヒレで最高の背ビレを使い、鶏を何十羽も入れて五時間煮込んだ白湯をオイスターソースで混ぜたものとか。麺はやや細め、卵風味。ちょっと重いがたまには良い。恵比寿プライムスクエアー内。(2002.11)

光麺恵比寿店(恵比寿)
2002年12月に開店。醤油光麺(730円)の全部のせ(990円)を食する。他にトンコツスー王の熟成光麺、塩光麺、特製つけ麺などがある。スープは古式醸造醤油と干し貝柱の味わいが良い。豊かなさっぱりした味だ。麺は細麺だがコシがある。トッピングはカウンターのすぐ向こうの七輪で焼いているチャーシュー、味付玉子(半)、焼き岩のり、メンマ、揚げニンニク、炒めネギ、青菜がすべて別皿にもられてくる。細長い店にカウンター、店員は黒ずくめの衣装。恵比寿のラーメン戦争も一段と激化しそうだ。(2003.01)

五湯道(OTANDO)(恵比寿)
チゲラーメン¥850。湯道のラーメンはタンパク質、ビタミンB1、鉄分、コラーゲンを多く含む牛スネ、牛テール、牛ゲンコツ、バラ肉、香味野菜を長時間煮込んで余分な油を取り除き体に良いスープと作る。具は野菜(キャベツ、玉ねぎ、ニンジン、ほうれん草、モヤシ、キノコ、ぜんまいなど)、半熟味付玉子(半分)、豆腐、キムチ、コーンなどとりどりに、にぎやかに入っている。スープは味噌味。麺はやや細めの縮れ麺でこれはイマイチ。牛のバラ肉もさっぱりとしてうまかった。丼は韓国風できれい。ランチはライスとキムチのサービス。ボリュームたっぷり。(2003.06)

太楼 広尾店(広尾)
創業27年、中華麺・餃子の店。幅広くポピュラーな中華料理がある。太楼(ターロー)ラーメンが850円。黄色味の強い中細のかなり縮れの強い麺。スープは正油味で薄く油が浮く。具はメンマ、ネギ、ノリ二枚、それに挽肉の味噌煮が乗っている。深い丼に特徴。テーブルにナスとキューリの漬物がある。ちょっと特徴に欠ける。(2003.09)

AFURI(阿夫利)(恵比寿)
2003年6月に開店。丹沢山渓の東端、大山(阿夫利山)の麓に湧く芳醇でまろやかな水を使用。これに滋養赤鶏のガラ、ゲンコツ、マル鶏、昆布二種、煮干、鯖節、鰹節などを合わせ和風スープに仕立てている。ただし、油は結構、多い。極細麺はうまい。具はキザミネギ、メンマ、半熟玉子半分、毎回あぶって出す焼き豚、菜ッ葉など。うどん用のようなどんぶりででてくる。液晶テレビがかかっているのも珍しい。渋谷川に面してテラスがあり風通しがよい。ちょっとカフェー風かな。魚と肉のバランスもよくうまいのだがそつなくまとまった感じもする。(2003.10)
Ramen Top

目黒

田丸(目黒)
ワンタンメン、700円。カウンターだけの店で客が肩寄せ合って食べている。職人風のおやじが二人でやっていた。洋皿ででてくる。ワンタンに立派なチャーシューが四枚も。しっかりした味の良い店だ。

勝丸(目黒)
支那そば(正油)、650円。縮れ平麺に濃い目のしっかりした正油味スープ、ところどころに背脂。チャ-シューは1枚だが立派。室内はどぎつい。親父二人とねーちゃんでこれはこれで完成された世界。奥の部屋がカウンターから見えるがあれは一体、何?

萬馬軒(目黒)
うなぎの寝床のようなカウンターが一列。しっかりした醤油味のスープにしなやかでコシのある麺。チャーシューはバラ肉か、肩ロースかのチョイスがあるのは珍しい。スープもうす口、濃い口。麺もやわらか目、かた目が選べる。600円。

楊州商人(目黒)
大正9年に楊州より日本にきた祖父が開いた南千住の正華の味を伝えると店主曰。ワンタン7コ、半卵、ほーれん草、シナチク、やや大きめのチャーシュー二枚、ノリ二枚をどんぶりの縁に立てる。ジャスミンティーも気がきいている。とにかく若い店員の気持ち良いサービスに好感。

らーめん・ちゃんぴおん(目黒)
なると、というか渦巻きがこの店のテーマ。スツールの丸い腰掛けにも渦巻きがあるのはほほえましい。中細の麺。澄んだ醤油スープに熱い背脂が浮いておりこれが不思議な香りとコクを生み出している。しょうゆらーめんが650円。親父がたった一人でまさに倒れるまでやるという感じで働いている。

らーめんの店 偉芙(いふ)(目黒)
しょう油らーめん550円。やや古くなった店だが清潔感はある。音質の悪い音楽が低めに流れている。夫婦でやっている店なのか、二人とも愛想がよい。麺は中太縮れ。コシは弱いが食べ終わるまで食感は変わらない。スープは茶色がかったしょう油に脂が少し浮く。

かづ屋(目黒)
大鳥神社の近く。支那そば600円、ワンタンメン850円で後者 を注文。床屋の店員のような白服の男3人とねえちゃんが一人。 カウンターのみの席でこのカウンターのしきりが低い。やや 茶色系のしょう油スープ。一口目にはさば節や煮干しの味が 強いがトンコツである。鶏ガラ、オックステールなどの複雑な 味。細麺はうまい。めんま、のり、しっかりとしたチャーシュー、 ねぎ、テーブルにはこがしネギがポットに入っている。ワンタンも 肉がたっぷりでうまかった。

ラーメン二郎目黒店(目黒)

壁にところ狭しと名刺や定期、プリクラが貼ってある。10人で一杯の カウンターの外で10人ぐらいの人が並んでいた。野菜、からめ、にんにく、 アブラの増加は無料サービスで麺が完成してから頼む。壁に世界の時刻 を表示した時計がいくつか掛けてあるが、日本のところは「目黒」となって いた。太目の平麺、モヤシとキャベツの野菜にはチャーシューの切れ はしも入っている。正油味スープはしっかり濃い目で舌に心地よい刺激 がある。チャーシューも立派なのが二枚。これで「小」ラーメン、500円 で大満足。

たま川(目黒)
保存料、着色剤などを使わず八溝山の湧水で打った麺はもちっとした 独特の食感。スープはげんこつに山のもの、海のもの16種を煮込んで つくったという。具はすべて自家製。チャーシュー、半熟味玉子、めんま、 もやし、ねぎ。白木のカウンターに竹のすのこをしいてありこれもこぎれい。 家庭的な雰囲気も良い。たまちゃん麺は700円でのり、チャーシューが 多い目。

蒼龍唐玉堂(目黒)
正宗擔擔麺の店。赤玉坦々麺(あかだまとまとスープたんたんめん)880円を注文。メニューは坦々麺10種、ラーメン14種など割合多い。テーブルには白菜の漬物。ランチには鶏しょうが飯(おかわり自由)がつく。どんぶりの真ん中に大きな湯むきトマトが丸ごと一個入っている。ラー油とゴマ風味のスープにトマトの味が良く合う。具は鶏のひき肉、キャベツ、白髪ネギ、麺は太めの縮れ麺。太った親父とがっちりしたお姉さんの店。(2004.03)

野方ホープ軒(目黒)
中華そば650円(税込み)。あぶら調整可(こてこて、こってり、ふつう、あっさり、あぶらぬき)。麺が少しクタッとしていてイマイチだった。スープは醤油ダレでまあまあ。具はねぎ、もやし、メンマ、半玉、チャーシュー。テーブルにある唐辛子を少し加えるとコクがでる。ランチタイムは一口ライス付き。テーブルにキムチも置いてある。奥がオープンキッチンで変形の大きなテーブルと壁に面したカウンター席で面白い雰囲気。(2004.05)

らー麺 藤平目黒店(目黒)
藤平らー麺680円。大阪本拠の店で浪花生まれの正統派とんこつラーメンという少々、訳のわからない店。血圧に良い木の実、骨を丈夫にするきくらげ、カルシウムたっぷりのトンコツ、美容によい野菜の四つの効果があるという。スープはあっさりトンコツ。麺は中細ストレート。具はねぎ、きくらげ、チャーシュー二枚。昼には近江米コシヒカリのライス付。テーブルには鷹の爪とゴマ油で炒めた高菜が食べ放題。ライスともおいしいしらー麺に入れて食べてもうまい。(2004.8)


Ramen Top

中目黒祐天寺

東京ラーメン横丁(中目黒)   
中目黒駅の近くで昭和51年から営業している店。「コ」の字型のカウンター。テーブルの 上には辛味マジック・スパイス(ニラなどが入っている)と揚げニンニクのニンニク・ チップス先生というのが置いてある。小生は辛し味噌ラーメン(大辛)、880円を食べた。 麺は縮れ麺でうまい。具はモヤシ、玉ねぎ、溶き玉子、ニンジン。その上に白ねぎが山盛り。 BGMはロックで壁には色紙もあった。

支那そば 八雲(中目黒)
特製ワンタンメン、900円を食べる。ちなみにラーメンは600円。黄色ののれんを入る とこぎれいな店内。それでいてラーメン屋らしい湯気が店内にあふれる。カウンター 席が10席。細い麺。豚、鶏、魚の味わい深いスープ。のり、ねぎ、メンマ、かしっと した本物の焼き豚。それに肉とエビの団子状のワンタンが3個ずつ。青いどんぶりも 上品。

イチローラーメン(祐天寺)
祐天寺駅前の交番のすぐそばだがラーメン屋らしからぬ造りに行過ぎてしまった。白木のカウンター、しゃれた椅子、明るい店内。うすいオレンジ色に白の麺がトグロを巻いているマークが印象的。イチローラーメン650円プラス味付玉子100円を食す。麺は細いがしっかりしていた。スープは背脂が多いが鶏がらとカツオ節のダシに醤油のタレとあってさっぱりしている。銘柄ものの山百合豚のチャーシューはちょっとトロトロ過ぎるがこれは好みの問題だろう。どんぶりのふちに立つ海苔、メンマなど素材を厳選していることを感じさせる。ワケギのキザミがたくさん入っているのも良い。味玉もおいしかった。ただ、金曜夜7時なのに客が一人のみだったのが心配。(2004.03)
Ramen Top

渋谷

喜楽(渋谷)
ワンタンメンが750円。オヤジが二人とおばちゃんの三人がやっていた。少し甘めの醤油味スープ。炒めネギが香ばしい。立派なチャーシュー。味付たまごの半分。しゃきしゃきのもやし。それに平麺がしこしこ。むろん、ワンタンも結構。

亜寿加(渋谷)
四川辛口坦々麺、780円。昼は半ライス、それにピリ辛の高菜がフリー。中国人スタッフが元気一杯。平縮れ麺、ややさっぱり目のスープにゴマの香りがほのかに.。初めは「それほど辛くないや」と思うが、食べ終わると汗だく。外にでると夏の暑さも涼しい。旧式の赤いキャッシュレジスターが印象的。どんぶりの底に中国の子供の絵。雷紋もよい。

永竜(渋谷)
正油拉麺が650円、昼は半ライスのサービス。赤いふちに木材のカウンター、板がテーマのような室内。二階もあるらしい。ゴマ、高菜、一味唐辛子、おろしニンニク、トーバンジャン、ラー油などがカウンターに並ぶ。細麺がサクサクしている。口の中でプルプルする。スープはさっぱりした薄い茶色系。しなちく、チャーシュー、ほうれん草、のり、炒めネギ。注文からでてくるのも早い。

日高(渋谷)
狭そうに見えるが意外にカウンターの奥行きが深いのがよい。みそ男爵らーめん、880円。さや、バター、コーン、モヤシ、シナチク、チャーシュー、ネギ、それとにんじんとキャベツがほんの少し混ざっていた。男爵いも丸ごと、ごれもGood.。割合すっきりした味噌スープにメンもマアマア。

ちんぼくじゃ(渋谷)
九州まるかじりというのが945円。カウンターには特性ゴマ・スパイス、一味唐辛子など。高菜、ネギ、明太子、チャーシュー、角煮、半たまご、のりが二枚、きくらげ。細めのメン。それほど量も多くなく、しつこくもなし。

彩菜ラーメン(渋谷)  
彩菜ラーメンが700円で359カロリー。無かん水細麺はそうめんのようだがおいしい。 利尻、日高、羅臼の混合昆布に無漂白にぼし、地どり丸ごとでとったスープ、手摘み岩のり がうまい。チャーシューは洗浄豚SPF使用。青ねぎ、白髪ねぎ、ちんげん菜、くこの実の トッピング。食品添加物、価額調味量など一切不使用。中国の子供の絵のどんぶりも 良いし、店員も丁寧。ランチサービスのライスと高菜もおいしい。安心を売る店。

唐(から)そば(渋谷) 
ラーメン、600円。(大盛は750円、他にゆで玉子、50円。おにぎり100円のみのメニュー) ボサノバ風の音楽。やや小ぶりのどんぶり。自家製の中細麺はやや固めでコシも良い。チャーシューが二枚。ねぎ、 もやし、真中にきくらげ。スープは一見、トンコツ色だが味はまったくちがうトンコツと鶏がら味。九州系としてはあっさり目。道路から少し入ったところにある店内はレトロな雰囲気で落ちつける。

はしばやん(渋谷) 
羽柴(はしば)ラーメンが650円。クラシックな歌謡曲の流れる細長い店内。トンコツを 長時間煮こんだニンニク風味のスープは濃い。(そばつゆもあって薄めること可)。 どんぶりはアルミの皿に乗ってでてくる。ねぎ、もやし、小さめのチャーシュー二枚、 きくらげ、のり、小梅。カウンターには紅しょうが。天下無類と銘打っている。

イーグル(渋谷) 
カウンターにおばちゃん、奥で親父が調理。壁にはテレビが かかっている。カウンターには紅しょうが、ごま、ラー油、 おろしニンニク。デリケートな薄い正油味スープに細めの麺も なかなかよろしい。そこにざっくり切ったネギとしなちく、 半玉子、大き目のチャーシュー。冷たい麦茶も気がきいている。

でびラーメン(渋谷)
ラーメンが700円。三位味−地下工房で仕込んだとんこつ、鶏がら、 野菜数種類を61cmの大釜で数時間煮込む。自家製のチャーシュー、 1〜2日漬け込んだおでん風味の大根がおいしい。こがしネギに隠し 風味のわけぎ、あっさりした塩とんこつのスープも良い。一味唐辛子、 フレッシュ・ペッパーを入れて食べる。麺もプルプルしていてうまい。 友達同志でやっているようなノリにも好感。

龍の髭 (渋谷)
坦々麺780円。台湾料理の店だが坦々麺がうまい。麺は細めでそれほど コシがあるとはいえない。スープはゴマミソで辛すぎず、辛くなさすぎず 味わいは深い。ニラ、ほうれん草、たまねぎ、ザーサイ、豚のひき肉など がスープの真中に集まっている。

味源 (渋谷)
札幌味噌らーめん680円。他に旭川正油らーめん、函館塩らーめんなど。職人が 18時間かけて丹精込めてつくる。一人前ずつつくる。真剣につくる。桃栗3年、 スープ8年、棚から餃子、ひょーたんからチャーシューなどと余分なことが 沢山書いてある。とろりとしたみそスープ。やや太めの黄色味の強い麺にもやし、 メンマ、ネギ、ワカメ、チャーシューも大きい。全体の量も多い。平日半ライス付き。

豚骨唐辛子ラーメン 康竜(渋谷)
奥の厨房から店員の通る道が一本。それを囲んでコの字型のカウンター。各席の両サイドに仕切り板があり個室スタイル。正面は赤のれん。ビタミンミネラル入りのアルカリ・イオン水の蛇口や替玉くんなる替玉発券機がついている。食券制でラーメン¥750。席に着くとカスタマイズ用の紙に麺(かたさ)、スープ(濃さ、油加減)、博多ネギ、辛だれ、焼き豚のチョイス。更にトッピングの高菜ザーサイ、メンマ、味付クラゲ、小フカヒレ、煮たまご、有明のり、焼豚、博多ネギから4品。これで価格はすべて変わらず。麺は細くうまい。スープもくどくなく味わい深い。スープの泡がまろやか。禁煙結構。

竹麓輔商店(渋谷)
美味しくいただくために店内禁煙。醤油ラーメン¥700。レトロな音楽、モンローの写真。こぎれいな店内と奥のキッチン。黄色味の濃いストレート麺。のり2枚、チャーシュー(薄い)、メンマ、ネギ。スープはあじ節が決め手。テーブルにはおろしニンニクとゴマ。

排骨ラーメン・餃子 だるま軒(渋谷)
昼食時なのにすいていた、食券制でラーメンが650円、排骨ラーメンは850円。スープはうすいトンコツ・ベースの正油味に背脂。香月風の味。(そういえば場所も以前は香月だった?)具はのり、メンマ、半玉子、チャーシューX2、ねぎ。普通の太さの麺はストレート。(2002.07)

レストラン陳(渋谷)
陳健一の坦々麺、1400円。ゴマと酸味の利いたスープ、細めの麺、中心にひき肉の肉味噌、チンゲン菜。辛さも単に唐辛子の辛さのみでないコクがありさすがと感じさせる。四川料理の七大味が生きている。陳さん曰く「一菜一格、百菜、百格」と。(2002.08)

兆楽(渋谷)
龍の髭が満員で隣のこの店に。特製みそそば620円。ミソのスープはまあまあ、しかし、麺は終わりの方はクタッとしてしまっていた。量は多い。大衆的な定食屋といった感じ。(2003.04)

にぼしラーメン時代屋(渋谷)
にぼしラーメン650円。あまり繁華なところではないが行列ができている。店内にはテレビ出演や雑誌などに紹介されたときの記事が多数。麺は軽いウェーブの平麺。つるりとした舌触りが良かった。スープは旨味たっぷりの煮干ベース。他に鶏ガラ、鶏肉、トンコツ、野菜、リンゴなどを使っているらしく後味もすっきりしている。トッピングは白い部分を使った小口切りのネギがたくさん。メンマはうまい。チャーシューも大きく味もよかった。(2003.08)

ラーメン道(渋谷)
支那そば醤油750円。すっきりときれいな店内。軽快なジャズが小さく流れ座るとボトルに入った水がでる。店員は洋食のシェフのような白いシャツに黒い前掛け。油は多めだが醤油スープはうまい。鶏ガラやモミジなど厳選された素材を感じさせる。チャーシューもうまい。メンマは小さめだが厚い。大きなノリが丼の淵に立つ。九条ネギがたっぷり。麺はやや細めのストレート麺。佐野実氏の協力でできたらしいがさすがに気持ちがゆき届いた一品。(2003.11)

黒門らーめん(渋谷)
自信満々とんこつの味。黒門らーめんが650円。熊本が本店とか。豚骨の白濁つゆに焦がしニンニクのこげ茶が点々と浮かび香ばしい。決してしつこくもなく臭いも強くない。麺は中細でしっかりと固めである。具は万能ネギのキザミ、名前入りのノリとキクラゲ、トロトロのチャーシュー数枚、そして味付玉子。全体としておいしい。(2005.02)

[Keiz](渋谷)
渋谷の麺喰王国内にできたラーメンコンサルタント、渡辺樹庵氏の店。店内はすっきりと落ちついた感じで心地良い。パン用の小麦粉を使用した麺がやや色が濃いしっかりした舌触り。スープは魚介系の方が強かった。玉ねぎと青ネギのキザミに背脂もスープの味を引き立てている。15cmはあろうかという長〜いメンマもおいしかった。チャーシューは少し脂が多い。ラーメン750円、ミニもありこれは650円。(2004.04)

秘伝大島ラーメン渋谷店(渋谷)
醤油ラーメン700円を食べた。独学から起業したという大島啓二氏の店。豚骨、鶏ガラ、野菜、煮干、鰹節、根昆布から作ったスープ。上質な小麦粉に新鮮な卵をふんだんに加えた無添加の自家製麺。コシがありなめらか。うまいが700円はちょっと高いか。(2004.07)

チャーリーハウス(渋谷)
香港の味、広東料理の湯麺(トンミン)が食べられる。叉焼湯麺(チャーシュートンミン)が900円。なんとなく香港の本場ムードがただようカウンターの店。店内には毛をむしられた鶏がぶらさがり香料がほのかにする。チャーリーハウスというしゃれた名と合わない庶民的な店。店員の対応も好感が持てる。丸鶏とトンコツベースのじっくり煮込んだ透明感あるスープ。そしてその中に細めんがきれいにそろって沈んでいる。これだけでも十分うまい。叉焼は別皿で蜂蜜につけてからオーブンで焼いた本格的一品。ほうれん草、おろしニンニク、ねぎも別皿。また行きたい店。(2004.8)

竃(かまど)KAMADO(渋谷)
武蔵で修行した人が独立。叉焼や煮玉子をかまどで燻製にして香りをだしている。魚介系と動物系の合わせダブル・スープもかまどに葉釜を設置してたきだす製法。具はメンマ、のり、半玉子、チャーシューはトロトロで三枚。特選ラーメンふつう味が800円(しょう油味)。渋谷麺喰王国内。(2004.9)

魅知の国 米沢ラーメン 三代目かど久(渋谷)
米沢牛まんぎりらーめん(しお味)950円。細い麺に薄味のスープ。そこに米沢牛のチャーシューがたっぷり。メンマもたくさん。岩ノリ、ねぎ、ゴマ、山菜、そして真ん中になると。おいしいことはおいしい。まんぎり=完璧とまで言えるかどうかは分からないが。(2004.11)

蒼龍唐玉堂(渋谷)
無頼坦々麺690円。太い平麺はかなりの歯ごたえである。ひき肉とラー油たっぷりのスープは真っ赤。香料も良く効いている。「無頼」は辛さ一番とある。焼き餃子5個290円もパリッとしていておいしかった。坦々麺のスープに酢醤油が合う。(2005.8)

博多天神(渋谷)

長浜ラーメンのチェーン店。いかにも屋台風のつくりがビルの一階に入っている。トンコツスープが極めてクリーミーでおいしかった。きくらげもうまい。麺もOK。辛子高菜、胡麻、紅しょうが、ニンニクなどがテーブルに並ぶ。500円。結局、スープも全部飲んでしまった。(2005.10)

Ramen Top

並木橋

きんぐすいーと(並木橋近く)
マスコミで東京の味噌ラーメンの名人と絶賛され紹介されている店と自分 で入り口の看板に書いてある。ちょっとイヤミ。それに親父の注文の取り 方も妙に命令口調。しかも壁には「きんぐすいーと」とは味の王様だなどと 書いてある。味噌ラーメン550円を注文。味噌スープはうまい。ガラ、スープ、 豚骨、丸ごとの鶏、干えび、削り節、昆布、セロリ、りんごなどを煮込んで いるという。麺は少し縮れた標準的太さの麺。これもまあまあ。トッピング はカウンターの上のショーケースに並んでおり卵が50円、ライスは午後10時 まで無料。

有昌 (並木橋)
赤いテーブルクロスの上に透明のビニールがかかっている。テーブル5席。 上を見るとテレビ。カウンターの向こうでは調理場で二人ががんばっている。 有昌メン、800円を食す。(他に味噌と正油と塩のスープソバ各650円など) トロ味のある正油味スープが熱い。「鍋気」を感じさせる。白菜、ネギ、筍、 ほうれん草、きくらげ、セロリなどたっぷり入っている。小さな干しエビと 豚肉の一切れも発見。麺にはあまり特徴がなかった。

ちりめん亭 (並木橋)
「あうんです」というカレー麺、690円を食べた。(他に中華ソバ、とんこつラーメン 470円など)「元気な小麦の味がする大地の恵、究極の麺」とはややオーバーだが 細か太のチョイスがある。自家製の多加水完熟麺で保存料使用せず、強い縮れ でスープ(カレー)とのからみも良かった。カレーもそこそこ。パリパリの キャベツが入る。

らーめん 大穀 (並木橋)
中華麺650円。細長い店に店員二名。おしぼり付き。カウンターにキムチ取り放題。 さっぱりした正油スープ。東京らーめんには珍しいストレート麺。ネギ、メンマ、 ほうれん草、三枚肉のチャーシュー、そして玉子が丸ごと入ったバクダン。 これはうれしかった。が、あと一つ特徴に乏しい。

博多○金 渋谷店 (並木橋)
博多ラーメン550円に辛口高菜と煮玉子(各100円)を注文。テーブルには紅生姜と おろしニンニク。細麺は腰もあり良いしゴマ入りのトンコツスープは意外に くどくなくさっぱりしている。万能ネギのみじん切りにチャーシューとのり 一枚。キクラゲも少し入っていた。

会津喜多方ラーメン坂内 小法師 (並木橋)
ラーメン530円。半ライスはサービス。麺は曽我製麺。坂内との関係は今だ良く 分からない。姉妹店かな?どんぶりは少し小さくスープもちょっと違う気が するがうまいことはうまい。チャーシュー五枚。シナチク、ネギ。税別で556円。

中国ラーメン楊州商人渋谷店 (並木橋近く)
光麺のワンタンのせ、高菜飯付きで750円+税。目黒の店とは大分、違う。入り口に 赤い大きな提灯が二つ。竹と木、赤のアクセント。透明な鶏ガラ塩味スープがうまい。 麺も細いがしっかりしている。ワンタン(4個)もじわーと独特の肉汁が出て結構。 それにネギ。高菜飯も高菜とザーサイがのっていてうまい。店内には中国の歌。店員 も元気だし安心して食べられる感じの店。

赤坂ラーメン (並木橋)
食券制。赤坂ラーメン(辛)980円。麺は太めの縮れ。スープはトンコツだが割合に すっきりしている。真中にキムチの塊が乗りこれが結構辛い。それにチャーシュー、 メンマ、ほうれん草。テーブルにモヤシ・キムチとネギが撮り放題。

ラーメン渋谷山頭火(並木橋)
入り口は小さいが二階がある。食券を買って階段で並ぶ。味噌ラーメン\800を食す。スープはあまり味噌臭くなくさっぱり。油もそれ程多くなし。具はネギ、やや色の薄いメンマ、ナルト、キクラゲにゴマ。麺は細い。ランチには俵型のオニギリが付く。店員の感じも悪くないがもはや小型のラーメン工場のような感じもする。
Ramen Top

日本橋

たいめいけんのラーメン・コーナー(日本橋)
洋食の老舗、たいめいけんの右横に五人が横に並ぶと一杯の立ち食いカウンターがある。ラーメンが650円。コールスローが50円。ランチサービスは月がわりで一品が只!ちょうどかにピラフだった。だから全部食べて700円と言う訳。カウンターの向こうの大鍋には鶏ガラ、たまねぎ、卵のカラなどの入ったスープが煮え立っている。ラーメンはさすが「洋風」とうたっているだけあり、すっきりとしたしょうゆ味、というよりコンソメと言った方がよいかな、ともかくうまい。一日、幸せになれるラーメン。

京都銀閣寺ますたに(日本橋)
44年前に京都の銀閣寺の近くの屋台からスタート。親子三代でつくりあげた味という。スープが三層になっていて一番上が甘味のあるマイルドさ、中層はさっぱりしょう油味、そして一番下がピリッとアクセントのある味。最後は丼をもってスープを飲むとうまいとある。京都というからさっぱりしたラーメンかと思ったらこってり、しっかりした味でびっくり。確かにオリジナルな味を確立している。

福のれん(日本橋室町)
豆苗(とうみょう)高菜めん920円を注文。(らーめんは600円) らあめんと別にキムチなどトッピングをとってカスタマイズしている 人も多い。トンコツ、背脂も。しかし、少しトンコツ臭はあるものの その割にはさっぱり。細い麺にチャーシューとしなちく、あと、高菜 とフレッシュな豆苗。テーブルにはゴマと紅しょうが。店はこぎれい。

弥七(日本橋小網町)
塩ラーメン600円、ミニ餃子150円。ランチには鮭の一切れの入ったおにぎり が付く。弥七特製ごま(黒ごま、白ごま、山椒入り)、ラー油も熟したごま油 に香味野菜を入れた唐辛子仕上げ。餃子のタレも特製。豚骨スープはかなり 脂が多いが塩スープでまろやか。麺は縮れでオーソドックスにうまい。ねぎに 紫蘇の花びらもしゃれている。半熟の味付け玉子(半分)とチャーシューも うまかった。どんぶりにはめずらしい縦の雷文でこれもしゃれている。こだわり を感じる一品。

福のれん〔茅場町)
味付玉子らあめん700円+ミニ玉70円。とんこつスープに細麺。しっかりとした 麺で量は少なめだがミニ玉がある。メンマもチャーシューもうまい。味付玉子 は普通。スープは背脂が浮いていて最初はさっぱりだがだんだん濃くなる。清潔な店内も店員の感じも良い。

大勝軒(日本橋)

大正時代に中国に修行に行った料理人が人形町で始めた店からノレン分けしたのがこの店。昭和9年からの店ですでに三代目。池袋の大勝軒とも遠い関係があると店の人が言っていた。一階は普通のラーメン屋さん。二階は座敷二間で床の間もあり少々、ごちゃごちゃしてるが妙に落ち着く。古い味わいの醤油と鶏ガラのスープ、麺はつるりとした味わい。チャーシュー、ハム、メンマとネギの具。Bセット880円でラーメンにギョーザ3個と半ライス、ナスの漬物が付いた。(2004.01)

火の国らーめん てっぺん人形町店(日本橋)
たーこーめん900円。スープは白濁豚骨だがさっぱりとしている。麺は細いストレート麺で少しそばのような食感でおいしい。スープと合う具はなんと言っても豚の角煮がごろりと二つ。そしてぱりぱりの生キャベツがうれしい。他にきくらげ、しなちく、ねぎ、みな良かった。量も満足。(2004.8)

らーめん ぽっぽ屋(日本橋)
「らーめん二郎」出身の店。量は二郎よりは少ない。うどんのような極太縮れ麺は硬く歯ごたえもしっかり。少しボソボソする。スープはトンコツ、しょう油。ゲンコツ、もみじ、野菜をベースにじっくり煮込んで背脂もかなり多いがすっきりした仕上がりになっている。具はもやし、きざみたまねぎ、きくらげ、トロトロでおいしい煮豚。黒と白の胡椒のミルがテーブルに。店員も元気。(2004.11)

Ramen Top

銀座・有楽町・日比谷

中本(有楽町)
ラーメン,600円。久しぶりに行く。けっしてスッキリときれいとは言えない店内。 カウンターとテーブル席が五つのみ。細めのうどんくらいある麺がもっちりとして いてうまい。軽い、ほんのり甘いしょう油味のスープ、そしてシナチクがたくさん。 少し薄いがチャーシューは二枚、そしてミツバが香ばしい。変わらぬ味。

古典札幌柳麺 芳蘭(有楽町)    
店内至るところに有名人の色紙。しょうゆらーめんが1000円。味噌らーめんは1100円。 濃厚なトンコツ風味の手間のかかったスープ。真中にうずらのゆで玉子。麺や味噌を札幌 から空輸して何日もかけて煮こんでいるらしい。おいしいんだが何とも庶民の味、らーめんが 1000円もして良いのかというファンダメンタルな疑問がどうしても残る。

彩華酒麺客家(クーチャ-)(有楽町)
ハチノス老麺850円。ライスとザーサイはランチサービス。牛の ハチノスを煮てとろみあんかけにした変わり種でおもしろい。麺は とくに特徴なし。悪くも無いがちょっといまいち。

谷ラーメン(有楽町)
山手線有楽町のガード下、丸三横丁にある昔、良く行った店。ワンタン メンが650円。(ラーメン550円、ラーメンに半チャーハンで950円)。 伝統的東京ラーメン。やや太目の縮れ麺がうまい。スープは豚の骨から とったサッパリ味。具はノリ、メンマ、ネギとレギュラーメンバー。 ワンタンは6個入っていたが少しニンニクが強い気がした。オヤジと 女性二人で雰囲気も良い。

銀座のはしご(銀座)
坦々麺(だんだんめん)の大辛800円を食べる。立派な厚いチャーシューと 細い麺。スープはおいしいが大辛の割にはそれほどではなかった。 ねぎ、青菜がのってゴマの香りが香ばしい。ドンブリも良い。ライス・サービスつき。 カン・ビールは400円。酔いざましによい。

直久(銀座) 
ずいぶん久しぶりに銀座の直久へいった。太麺と細麺のチョイスが ある。らーめんは細、とんさいらーめんは太麺でやってみた。 食べ比べるとその違いの大きさに改めて驚く。スープはやや 甘みが強い感じで少し豚肉の味がかっているのが気になったが これは好みの問題だろう。とんさいは野菜たっぷりに刻みチャーシュー、 らーめんもオーソドックスでうまかった。らーめんが400円には敬服。

銀座時計台(銀座)
麦味噌らあめん750円。男三人(一人はじいさん)が働いている。レトロな 感じでラジオがかかっている。中太のしっかりした縮れ麺は最後まで コシがありうまい。「栄養の王様」もやしが真中にたっぷり。その上にゴマ、 麦ミソのスープはやや濃い目の味。メンマ、ねぎ、薄いさっぱりした チャーシュー。テーブルにおろしにんにくと生姜、コショウ二種類や七味 など。麺の量も十分である。

本格らあめん 末廣(銀座)
トンコツ玄海、八丁味噌、チャーシュー風味正油、末廣の四種類のスープが あり末廣を注文。正油スープに切りゴマとオニオンスライスがのっている。 その他の具はネギ、メンマ、ザーサイ、チャーシュー。細い麺がしっかり している。店内は60年代の音楽がかかり、当時は若かったオバチャンは 今も元気。末廣ワンタン麺は950円。ワンタンも角型でうまかった。

拉麺 影丸 (銀座)
味噌ラーメン650円。食券制。2000年11月にオープンしたそうだ。具はチャーシュー、 メンマ、緑の万能ネギ、モヤシ。テーブルにはニンニクチップ。仙台味噌に八丁 味噌を加え長期熟成。鶏ガラベース、トンコツ、野菜、昆布、魚介類のスープ。 熟成多加水面は中細ストレート麺で腰もしっかり。半ライスはサービス。BGMはジャズ。

キッチン八眞茂登 (銀座)
銀座ティファニーと英国屋のビルの隙間を通りぬけ階段を降りたところにある。 おばあちゃんと初老の夫婦らしき人がやっている。カウンター10席。テーブル4席。 細麺に見たよりはさっぱりの正油味スープ。それにキクラゲ、モヤシ、キャベツ、 ニラ、ほうれん草、ネギなど、よく漬け込んだメンマと甘酢に漬け込んだニンニク。 テーブルには福神漬け、トウバンジャン、おろしニンニク、マスタード。

ABCラーメン(銀座)
1977年からの店。麻醤(マージャン)麺を食する。店内はジャズ。国産白ゴマをラーメン一杯に約1万粒(30g)。更にテーブルにも白ゴマと小すり鉢。コクのある正油ベース(とんこつ、とりがらスープ)、ピリ辛。具はもやし、メンマ、ミツバ、ネギ、ひき肉、チャーシュー。太めの平縮れ麺。黒い大きなどんぶり。

ミルクワンタン鳥藤(有楽町) ラーメンではないが特別。昔と変わらない年期の入った店に親父が二人。座るとほうじ茶とタクワン、梅干がでる。それからキザミネギの入った鳥ガラのスープ。ワンタンは12個ぐらいか。とにかくたくさん入っている。スープはミルク、青ネギ、モヤシ、鳥のモツ煮からじゃが芋、たまねぎ、にんじんなどを入れてくれる。これで¥700。あと半チャーハンをつけるとと¥800。1000円札を出すと「おつり200万両」とこれも昔変わらず。

芳蘭(有楽町)
みそらーめん、¥1100。ただしランチタイムは100円引き。トンコツベースのみそ味だがみそは控えめ。こってり濃厚なスープはきらいではない。どんぶりはでかいが中は普通。チャーシューは脂身少なくうまい。麺は札幌直送。水戻しのまま切っていないキクラゲ。ネギ、ゴマ、うずら卵。うまいが高すぎる。

北海道らーめん無元(有楽町)
味噌らーめん、650円。ご飯、0円。餃子、200円。正油と塩らーめんは650円。「鶏がらをベースに一昼夜かけて入念に澄んだスープを作り上げました。北海道の赤味噌に、白味噌、八丁味噌を加え長期熟成させた究極の味噌らーめんをご賞味あれ」と看板。L字型のカウンターに9席。レモン水がでる。ご飯にはごま塩。具はもやし、メンマ、きざみネギ、チャーシュー。中ぐらいの太さの縮れ麺。油も多い。昼には行列が長かった。(2002.10)

会津・喜多方ラーメン「坂内」有楽町店
有楽町ガード下の二階。あっさりしたスープはコクもあり、しかもすっきりしている。太めの平縮れ麺はしゃっきりとした口当たり。そして焼豚が五枚。トロトロしていてうまい。これで普通のラーメンは530円。一口餃子180円。(2003.05)

ラーメンの店なかよし銀座店
トリプル・スープ(醤油ベースに鶏ガラ、豚骨、魚介のトリプルダシ)の銀座四丁目らーめん、750円。茶褐色のスープはカツオだしがかなり濃厚。具はなると、いんげん、のり、チャーシュー(x3)、ネギ、メンマに味玉半個。麺は細めの縮れで量も多い。室蘭ラーメンらしい。(2003.05)

萬福(銀座)
大正時代は屋台で昭和4年に銀座で開店した老舗。中華そばが650円。店内はこぎれい。神棚もあった。小さい音でジャズが流れ、ガラス越しにキッチンも見える。ホウレン草、三角の玉子焼き、チャーシュー、メンマ、ナルト、ネギの具。スープは正油味だがコクが少なめに感じるのは濃いスープに慣れすぎてしまっているからか。油は意外に多い。少し細めの麺はうまい。(2003.11)

味助(銀座)
歌舞伎帰りの常連が良く来るという名店。何の変哲もない中華料理屋という感じ。麺類はチャーシューメン(840円)、ワンタンメン(840円)とチャーシューワンタンメン(1050円)の三種類のみ。ランチセットは890円で前二者にシューマイ3個、ご飯、漬物付き。ワンタンメンのセットを食べた。縮れ麺がうまい。量もたっぷり。ワンタンもアンのつまったトロトロのものがたくさん(多分13個?)入っている。スープは醤油味で鶏ガラと豚骨ダシですっきりしている。そこに多めのネギとおいしいメンマ。非常にオーソドックスな癒し系の味。(2004.01)

共楽(銀座)
中華そばは600円。750円のわんたんめんを注文。中太麺はシコシコしていて大変、結構。秘伝のスープは正油ダレのみ。鰹節、煮干などの味が良く出ている。つるっとしたワンタンもうまかった。正統的正油味ラーメンだ。カシッとしたチャーシューは二枚。細く短いが味の良くしみたメンマ、輪切りのネギも香ばしく存在感をアピール。それぞれ厳選された素材で丁寧に作られたことを感じさせる。1956年創業。黄色の「中華そば」の看板が目じるし。店主、店員とも丁寧でまじめそう。店員にお金を渡すと食券を買ってきてくれた。(2004.06)

東東居(銀座)
ホテル西洋銀座の向かい。八真茂登の姉妹店。ベトナム麺950円。見た目はどぎついがあっさりした醤油ベースのラーメンでそれほど油っこくもない。細めんにキャベツ、ねぎ、よく味のしみたメンマ、チャーシューが二枚、もやし、きくらげ、それに酢と焼き豚タレに甘酸っぱく煮込んだニンニク。食べるうちにニンニクにしみこんだ出汁がスープに溶けてでてくる。量もたっぷりで満足。(2004.7)


Ramen Top

四谷・飯田橋・九段下

びぜん亭(飯田橋) 
支那そば、備前亭とあり、飯田橋の東京大神宮の近く。昔のBNGIのオフィスのすぐ側で 随分、お世話になった。チャーシューそば700円を食べる。以前はいかにも職人の親父 と声の大きい奥さんでやっていたが今は、一人若者は入っていた。それから親父がひげを はやしていたのも大きな変化。小梅二粒、おちょこに入ってでてくるのは同じ。 チャーシューは5枚で相変わらずとろりとしておいしい。しなちく、ねぎ、のり、 ほうれんそう少々が縮れ麺の上にのって一口目はさっぱり、だんだんしっかりと効いてくる スープも絶品。

斑鳩(九段下)
特製らー麺880円。白黒のトーンの店内。入り口にちょうちん。カウンター内に 3人。客の応対に一人。食券制。インターネットの「東京のラーメン屋さん」の 地域別人気投票、第一回の中央区、港区、千代田区の部で第二位になった。 やや細めの麺も良い味。スープはカツオ節の味がしっかり。半熟玉子も 微妙なやわらかさだ。チャーシュー3枚にのり、めんま。器も上品。

中華ソバ 高はし (飯田橋)
久しぶりに行き中華そば600円を食べた。外で並ぶがすぐ注文を取りにきてくれるなど客への気配りは良い。9人掛けの向こうに寸胴鍋でこってりとした白湯スープ が湯気を上げている。トンコツベースで塩味の濃厚なスープ。厚切りバラ肉の チャーシューと味の良く沁みたメンマ。その他の具は万能ネギ、のり。麺は少し 細めの軽い縮れ麺。スープの上の油がガッチリ保温し最後までアツアツ。

支那そば屋 こうや (四谷)
雲呑麺850円を食する。支那麺は650円。変形だが大きな店だ。しかも店員の 動作に無駄がない。オヤジの顔を真中に鳥、魚、太陽、月、豚、ラーメン、 カタツムリ、雲と雨、星などが円形に配置されたマークも微笑ましい。 麺は手揉み太麺、キシメン並の太さでうまい。(細麺もある)スープは トンコツ中心に鶏ガラで煮こんだコクのある塩気の効いた正油味でさっぱり。 チャーシューは薄いが二枚ありうまい。メンマも上等。のり、万能ネギの キザミの配置も美しい。ワンタンは五個。口に入れるとプリプリして肉汁が あふれる。

旭川らあめん こもり(四谷)
味噌らあめん700円に味付玉子50円を食す。食券制。家族的雰囲気のオヤジ・オバさん とバイトらしき娘が3人でやっている。挨拶がマニュアル的でないのに好感。 「厳寒のしばれる冬をのりきる風土が育てた濃厚でこってりとしたアジの丸干しの スープとこしがあるちぢれめんが決め手」とキャッチフレーズ。モヤシ、コーン、 ネギ、メンマにチャーシュー。スープは濃厚だが意外にすっきり。しつこくなく 後味も残らない。
Ramen Top

自由が丘近辺

無邪気(自由が丘)
(塩ラーメン650円)
カウンターにはすりごま、トウバンジャン、にんにくに加えて生姜があるのが珍しい。麺は中太のちぢれ麺。スープはトンコツ・ベースでいかにもじっくり煮込んだ味。ごま入りである。壁にこの味の違いの醍醐味を味わうためにスープは全部飲んで欲しいというようなお願いが書いてある。具はほーれんそうにねぎ、紅生姜、薄いが大きいチャーシュー、そして縁に大きな海苔が三枚立っている。こだわりを感じる店。めったにラーメンを食べない女房も絶賛していた。

ひぶすま家(自由が丘)
ひぶすまらーめん、600円。民家風の店というか、こんな民家、もうないよと思うような店。カウンターとテーブル席がいくつか。凧だとかなんか、やたら民芸風の品がゴチャゴチャと飾られている。そこに坊主頭にひげ、黒縁めがねの、ちょっと当社のK君に似た親父が出現。音楽はナウい。ラーメンは薄口の醤油味でなかなかうまい。ただ、カラフルなどんぶりも一つずつバラバラ。やっぱり、こう言う方針なんでしょうね。

箱館や(自由が丘) 
発券機で塩そば(600円)を頼む。他に味噌そばが650円。木の地肌のカウンターの向こうの 主人はらーめん屋の息子。らーめん屋にあこがれていたが父が倒れ閉店。その後、子供の ころからの夢を実現。父の言葉「うまい塩ラーメンを作れたら一人前…函館の」を目標に 手を抜かず毎日が真剣勝負という。声もよく通り気迫を感じる。らーめんはうまい。 ほうれんそう、のり、ねぎ、しなちく、なると、小さいが厚いチャーシュー。麺も良い。

つけ麺大王(自由が丘)
野菜つけ麺(750円)とラーメン(600円)を注文。女房が美容院で 勧められた店である。前者は野菜がたっぷり。濃い目のタレに トリとヤサイのさっぱりスープ。麺は普通だが悪くは無い。ラーメン は麺もスープも伝統派。ワカメと1/2卵、シナチク、チャーシュー とこれも正統的。

ねぶたらぁめん(自由が丘)
ラーメン500円。味噌ラーメン650円を注文。それにギョーザ400円。 今年になってできた店。テレビがついている。男2人と姉さん一人 であまり活気はない。特に姉さんはやる気もなさそうに見える。 ラーメンはワカメ、シナチク、チャーシューにネギ。昆布味のしょう油 スープでさっぱりしている。味噌がモヤシ、キャベツ、ニンジン、 きくらげ、ねぎ・・・こちらも味にもう一つ深みがない。 ともに少々普通すぎてなぜ、ねぶた?と思ってしまう。

中国愉快厨房晋風妹妹(自由が丘)
B1に下る階段に龍。戸を入ると大きなサンタクロース。2月にである。 タンタン刀削麺800円。やや暗い室内に青の蛍光色のランプ。注文 するとすぐにでてくる。割合淡白なミソ味のスープの中央にひき肉の ダンゴ。あとは白髪ねぎ。麺はきし麺のような刀削麺でこれはさすが にうまい。ただ、感激度はもう一つ。 さっぱり刀削麺700円。うすいとりがらスープにひき肉が少し。 しなちくときくらげ、白髪ネギ。さっぱりしていてうまい。 酸辛刀削麺800円。Hot and sour soupに麺。豆腐に卵、きくらげ、 白髪ネギ。うまいがちょっと汁っけが足りない感じ。

自由が丘餃子センター (自由が丘)
46種類のギョーザがある。あさり、大葉、元気ギョーザ(特製あんに 香葉)が各480円。水ギョーザが600円。それに自由が丘ラーメン (特製)が550円。塩味のさっぱりしたスープにネギ、チャーシュー、 ワカメのシンプル・ラーメン。麺がふにゃふにゃで残念。

上海工房 (自由が丘)
中華そば600円。細めの縮れ麺が特に特徴もなくくたっとしている。スープは 鶏ガラ正油味。ちんげん菜、メンマ、ネギ、チャーシュー2枚。注文を取るの から調理、レジまで細長い店で一人がやっているため極めて効率が悪い。 カニクリーム・シューマイ3個、350円も味は良いが十分に温まっていなかった。

サイゴン・ヌードル自由が丘店 (自由が丘)
フォーの店。鶏肉のフォー、880円。それに生春巻とグラスワインがついて1280円。 米の平麺はもっちりしていてうまかった。スープもあっさりとした塩味鶏肉スープ。 それにモヤシ、香草(コリアンダー)、そして焦しニンニク。全体に優しい味。 生春巻も薄い皮と新鮮な野菜が良い。

白みそラーメン元祖札幌や(自由が丘)
カウンター10人。おやじとおばさん二人の店。塩、醤油、味噌の三種類のスープ。各¥600。麺は中太で縮れの少ない麺。結構、うまい。スープは白味噌でこれもさっぱりしていて良い。具はワカメ、ネギ、メンマ、コーン、チャーシュー、半(1/3?)玉子は黄身が半熟。

唐口屋(自由が丘)
からじゃんめんは赤(辛い醤油味)と白(あっさり塩味)の二種類で¥600+税。スープはグツグツ煮込んだ名古屋コーチン・スープ。麺はツルっとクチュっとシコシコの平麺。三段活用法として@まずそのまま食べてみる、Aテーブルにあるタデギ(唐辛子ペースト)を入れる、B唐口屋自慢のキムチをいれてキムチ・ラーメンの出来あがり。店員も感じが良い。麺とスープはもう一歩。キムチ食べ放題。

らーめん むつみ屋(自由が丘)
最近出来た店。レンガと木材を中心としたこぎれいな店内。B1、F2もあるようだ。スープは豚骨、鶏の骨、真鰯の煮干、野菜、日高昆布を10時間煮込む。麺は北海道の有機低農薬小麦。チャーシューはSPF(無菌飼育)豚の肩ロース肉をビール酵母につけて茹でてからタレで煮込みスモークする。原点の味、しょうゆらーめん¥650。みそらーめん(赤みそと白みそが隔週ででる)¥750。具はメンマ、ねぎ、みそらーめんには玉ねぎも入っていた。スープはかなり濃厚。業務用加工食品に頼らず。

ラーメン銀節や(自由が丘)
「オレ達がつくるラーメンは化学調味料を使わないオーガニックです」、若い兄ちゃんが二人。支那そば600円。濃い目の和風だし醤油味スープ。麺は中細で縮れが強い。具はなると、ほうれん草、メンマ、ねぎ、のり。和風どんぶりに変形のレンゲ。割り箸も丸いハシで高級感ある。こだわりは感じるが味は普通。(2002.07)

らあめん福福(自由が丘)
がんこ系列からののれん分け店。大きな提灯と赤い扉。らあめん700円。のり、メンマ、わかめ、コーン、味付け玉子など各100円のトッピングあり。こってり(背脂多め)、味こいめ(しょっぱめ)、ふつう(そのまま)、あっさり(背脂なし)のチョイスあり。細めの縮れ麺にはコシがある。具も厚いチャーシュー(バラ肉ロール)とメンマ、ねぎ、のり。スープは濃い目の鶏がら、ゲンコツ、牛骨、魚ベースの正油味。(2002.08)

陸春坊日月飯荘(自由が丘)
黒ゴマたっぷり四川坦々麺、1500円。麺は細めだがしっかりコシがある。味噌ベースにラー油と香辛料たっぷり、黒ゴマ、高菜のような菜、サイコロ状の焼き豚もうまい。底のつぼまった大きな器ででてくる。恵比寿の4 Fangと同系列だそうだが味は少し違う。両方とも好きだ。(2002.09)

神楽坂五十番本店自由が丘店 朱李(自由が丘)
塩そばセット(ミニ肉まん+ネギ塩そば)が800円、五十番セット(肉まん+ミニネギ塩そば)が850円。ネギ塩そばだけだと580円。でっかい肉まんは300円。細めの縮れ麺。鶏がら塩スープ、白髪ネギ、チンゲン菜。テーブルにはキザミ・ザー菜。外税なのがちょっと不満。(2002.10)

いちばんや(自由が丘)
醤油ラーメン、800円。高いがすべての素材にこだわり。おちついた店内。食券制。スープは十勝川に遡上した鮭を丸のまんま節にしたまんま鮭節を北海道から空輸。天然グルタミンはかつお節の10倍以上。タレは昆布、鶏、にぼし、鮭節、かつお節などを三年熟成。むかし鳥を使用。丸鳥一羽をスープ24杯のみに使用。天然素材のみで麺は無農薬、無漂白タンパク質が13%以上の最高級小麦粉、豪州産プライムハードを使った自家製麺というこだわりよう。50時間熟成、カンスイは使わず。具はのり、ミツバ、チャーシュー。(2002.11)

スズキヤスオ(自由が丘)
自由通りを奥沢を越えて住宅地を行くと突然、ビニールに囲まれた店が出現。鈴木嘉治氏宅の門の横のガレージに小型トラックを入れて、脇にカウンター、テーブル一つ。それから調理用のテーブルが一つと極めてシンプル。「ますたに」の出身とか。麺の硬さ、スープ、背脂、ネギ、一味(辛いの)などのチョイスができる。麺は細めのストレート。スープもしつこくなく下のほうは辛い。ゆずの香りほのかにしていた。具はチャーシュー(肩ロースで柔らか)、メンマ、のり、ねぎ、あとトッピングでメンマ、味玉、ノリ、九条ネギ。ラーメン650円+味玉100円。ジャスミンティーも気がきいている。(2002.11)

ラーメンむつみ屋(都立大学店)
みそらーめん750円。こってり赤みそとマイルド白みそが週替り。私が食べたときは赤みそだった。トンコツ・ベースでとろりとした味はうまかった。中細の麺もOK。ねぎ、めんま、のり、たまねぎ、それにトロトロのチャーシュー。テーブルにはゴマ、おろしニンニク、一味唐辛子。テレビが少々うるさい。竹麓輔氏の「勇気」の色紙がかかっていた。(2003.04)

ラッキージャッキー(八雲)
豚骨と正油とミックスしたシリカ、680円。細めんとスープが良く合っている。キザミネギとゴマが表面をおおっていて、大きめのさっぱりしたチャーシュー、薄色のメンマ、半玉子がのる。カウンターには炒った唐辛子、おろしニンニクなど。ジャッキー中島がやっている家庭的な店。定食やうどん、その他のラーメンもある。(2003.04)

ニャーヴェトナム・カフェ(Nha Viet Nam Ca Phe) (自由が丘)
学園通りと大井町線踏み切りの近くの小さな店だが二階がある。とてもあっさりした淡白な味。ナンプラーの味もほとんどない。麺はやさしい味。モヤシ、玉ねぎ、キザミネギのトッピングにライム、パクチー、生唐辛子が別皿ででてくる。すべてが小ぶりなのが残念。フォーガーの鶏肉入りが850円、牛肉入りが900円。(2003.09)

豚そば家大大(自由が丘)
豚そば680円に地鶏の味玉100円を注文。まろやかな白濁トンコツスープがとろりとしていておいしい。ダシにホタテも使っているとか。麺は細めのストレート。具はしっかりとしたチャーシューが一枚。肉ミソ、キクラゲ、ノリとキザミネギ。全体にバランスもよく満足だった。煮干カレー200円も食べたがこちらも良い。これで締めて980円。店内は活気があるが落ち着いているし、店員もきびきびしていてよろしい。午後6時に行って10人待ちぐらいだった。(2004.03)
Ramen Top

田園都市線

珍珍ラーメン(駒沢大学) 
十年間値上げをしていないらしい。その結果、ラーメンが290円。餃子が350円。 両方食べても640円で普通の店のラーメン一杯の値段。頑固親父がやってるのかと 思いきや、店員は渋谷センター街あたりにいそうな茶髪にピアスの兄ちゃんである。 しかし、この兄ちゃん、実にがんばっている。伝統的東京ラーメン。麺の量もたっぷり でおいしい。カウンターに5人、兄弟とおぼしき子供たちが並んで、巨人軍の話など しつつラーメンを食べている。食べ終わると全員が立ち上がり「ごちそうさまでした」と お辞儀をした。そうしたらこの茶髪君も「ありがとうございました」とお辞儀を返した。 何か心あたたまる光景であった。

天下一品(池尻大橋) 
池尻大橋の天下一品。ラーメン(スタミナ・ラーメン)が620円。こってりスープとは 聞いていたがこれはなかなかのもの。ほとんどゼリー状(と、いうのは少しオーバーだが) 小ぶりのどんぶり。麺もおいしかった。しなちく、ねぎ、チャーシュー。テーブルには 唐子みそ、にんにく、ラーメンのたれ。スープを飲み終えるとどんぶりの縁に「明日もお待ち しています」と書いてある。ちょっと、毎日はきついな。うまいんだけど。

いっせいらーめん(二子玉川) 
二子玉、高島屋の裏の方にあるいっせいらーめん。らーめんが650円。 ランチタイムは大盛りサービス。うれしい。黒い木のカウンター。 壁の上の方にテレビがかかっている。和風のどんぶり。トンコツとしょうゆの ハイブリッドといった感じかな。麺は最後までしっかりしていた。しなちく、 チャーシュー、ねぎ、味付玉子が半分。まあまあかな。

柳家(用賀) 
用賀の柳屋。柳屋ラーメンが550円。 九州の田舎町で自然の恵みの材料でああでもない、こうでもないとやってきて 9500日かけてできたラーメンだそうである。小ぶりのどんぶりがアルミの トレイにのってでてくる。こってりしたトンコツだがまろやかでしつこさも 押さえ気味。チャーシューが二枚。ねぎ、のり、きくらげなどこだわりの 素材。テーブルにはごま、胡椒、紅生姜、ピリ辛の高菜。残念なのはもう、 一口食べたいところでなくなってしまうこと。

龍舞(三軒茶屋) 
龍舞(りゅうのまい)らーめん、750円。うすいデリケートな醤油味らーめん。 やや細めの縮れ平麺。チャーシューが三枚。ゆで卵まるまる一個。もやしに 白髪ねぎがたっぷり。その上に刻みチャーシューがのる。ランチサービスの ライスもつく。テーブルには子梅干し。これがライスとうまい。店員も感じよく 老若男女と客のバラエティーも多い。禁煙。いい店だな。

茂木(三軒茶屋) 
雲呑麺、840円。追加で醤蛋(じゃんたん)が100円。Noodle Shop Mogiと喫茶店風の 入り口に少々不似合いな赤いちょうちん。すっきりした店内。軽いトンコツスープ、やや 細めの麺もしっかりとおいしい。チャーシューが二枚。しなちく、ねぎ、のりの盛りつけ も美しい。ワンタンも立派である。男三人の店員の対応もよく心地よい。冷たいジャスミン ティーもうまい。気に入った。

新記(池尻大橋) 
うすいクリーム色と赤のツートンカラーでムードはほとんど香港の場末。いかにも 香港の親父が広東語でやりあっている。エビ入りワンタンメン(香港麺)が800円。 それに魚蛋(ゆうだん)を追加、これが150円。ビーフンのような細い麺だが しっかりしている。スープは薄味。ラー油を入れるとうまかった。細かいねぎと チンゲンサイ。ワンタンも充実している。ゆうだんも独自。しかし、やっぱり、 ラーメンとは違うな。

カフェラーメンJan tan 甲州屋(鷺沼)   
Jantanは「醤湯」のこと。しょう油らーめん、500円。一口ぎょうざが300円。スープは 鶏と豚を煮こんだベースを昆布で仕上げたもの。麺は細打ちの縮れ卵麺。チャーシューは 良質の三枚肉。明るく清潔。BGMも落ちついていて目指すラーメンは「スタンダード」と。 わかめ、のり二枚、玉子、シナチク、スープには少し背脂。皿に乗った和風どんぶりも よい。甲州屋というのは鷺沼の陶器屋さんである。
Ramen Top

八王子

星の家 (八王子)
(南京ラーメン600円) 八王子の住宅地の中で一軒にぎわっている。やや、横に長い店内に赤い カウンター、壁にはTV局などの色紙入りの額や当店を紹介した雑誌など の切り抜きが沢山はってある。南京ラーメンとチャーシュー麺でそれぞ れ並−大−特とある。まず、スープ。味も色も濃い醤油系だが口に入れ たとたん、「オッ、これは」と驚かされる。トンコツ、牛テールとタン、 貝柱などを煮込んでいるらしい。次ぎに麺、これも、「オッ、これは」で ある。なんとも口内にやさしい食感。しかも、くたっと煮すぎているわ けではない。とにかく独特だ。なると、のり、しなちく、薄いが大きい チャーシューもうまい。また、たまねぎがスープに良く合う。とにかく 行って見ないとわからない店だ。

壱発ラーメン(八王子)
大奮発をしてねぎとろチャーシューメン、1100円也を注文。白髪ねぎと山芋のとろ味が食べるほどに混じり独自の味になる。しなちく、のり、チャーシューが花びらのようにどんぶりの回りを飾る。浅めだが口の大きなどんぶりで食べ終わると腹いっぱい。

釜玄ラーメン専門店竹の家(八王子)
八王子の駅の近くである。オートボイル式と看板にあるがいったい何のことかは良くわからない。しかし、まあ、釜にこだわりがあるのはわかる。ラーメン、500円。オーソドックスなさっぱりしたしょう油ラーメン。シナチク、のり、ネギ、ちょっとかたかったがチャーシューが一枚。スープうまし。食券を入り口で買う。

博多長浜ラーメン 長浜亭(八王子) 
食券制。長浜ラーメンが600円。スープはふつう、麺は固めで注文した。コクがあるのに しつこくないスープが良い。麺はストレートな細麺。テーブルにはごま、すりごま、 紅しょうが。注文してすぐに小ぶりのどんぶりが皿にのって出てくる。細麺はコシも あって良い。

長浜ラーメン(八王子)
長浜ラーメンが500円。とんこつスープにカツオ節バリバリの味。脂も多いが 結構、カツオ節の味で中和されている。唐からし味噌が良く合う。キクラゲ、 チャーシュー、ネギにしっかりした細麺。浅目のドンブリで替え玉をみな 注文していた。七杯、八杯という色紙もあった。店の感じもよい。食券制。

万豚記三崎町(八王子)
Wan Zhu-Jiと読む。黒ごま豚バラ坦々麺1000円をフンパツ。四川坦々麺が フィーチャーされておりこの店の売り物らしい。棒焼き餃子一本100円も 注文。麺にはごはんと大根のサラダ付き。全体として「これはうまい!」と いう感じではないが高い天井と赤と黒のゴテゴテしたトーンの雰囲気で 食べさせる店だ。

万豚記横山町 (八王子)
地元のラーメン愛好家、北井さんによると三崎町の店よりおいしいという。四川 芝麻(チマ)坦々麺黒ゴマ入り780円を食する。太めの平麺は軽く縮れネギと黒ごま がスープに浮く。真中にザーサイ、生姜、ひき肉などの刻んだ団子に唐辛子が二本。 辛さもほどほどでスープもうまい。ナスの漬物と紅生姜が食べ放題でカウンターに。 量が少しすくない。

旬坊(八王子)
旬坊らーめん、豆乳味または正油味が各¥480。ゆば、ごま、ほうれん草、メンマ、チャーシュー、ネギ。スープは豆乳も正油もまあまあ普通であった。麺もまあまあ。安いから許せる程度。旬坊ぎょうざは6ッ個\350とこれもリーゾナブル。
Ramen Top

その他

味の三平(札幌)
デパートの文具売り場のそば。故大宮守人氏の店。味噌ラーメン¥850。モヤシ、メンマ、肉、玉ねぎの具。割合、薄い色の味噌スープ。中華なべでスープと具を一緒に炒める。スープはトンコツと鶏ガラのスープに新潟高田産の味噌だとか。辛い味噌を入れるとまた味が生きる。むろん、西山製麺。仕入れてから数日寝かせるとか。ラーメンの古典のひとつ。(1999.10)

龍鳳(札幌)
時計台のはす向いにある有名店。屋台からスタートしたとのことだ。1947年、松田勘七氏の創業。かって味の三平の大宮守人氏もここで学んだとか。卵を練りこみ奥さんと打っている自家製麺を使用。豚の骨でとったスープは醤油味。添加物、防腐剤など使わず。昔ながらの懐かしい醤油ラーメン。(1999.10)

永楽(大井町)
   
大井町線終点突当りの東小路を入ってすこし行ったところ。典型的な町の小さな古びた 中華料理屋である。ラーメンが530円。スープに沢山の黒いこがしねぎが浮いている。 スープはしょう油味で割合さっぱり。そこにもやしがたっぷり。大きくはないが厚い チャーシューと味付玉子。そして太めの平麺。店員はラーメンと言わず「おそば」と 呼んでいる。

光麺 (原宿) 
八王子のラーメン愛好家、北井さんの推薦の店。休みの日に出かけてゆき試して 見ました。食べたのは熟成光麺(730円)。とんこつスープを熟成させたコクのある スープ、どろりとしている割には味に抵抗感は少ない。ねぎ、しなちくに厚めの チャーシューが二枚。アルミのトレイにのってどんぶりがでてくる。麺は平麺、 少し縮れていてうまい。ビルの中に屋台風の空間を作っている。わざわざ食べに 行った価値があった。

ラーメン福や(六本木)
食券制。東京ら〜めん700円。スープ(正油、塩、タンメン、 坦々メン)から選択。メンも細、太、縮れとある。肉汁入り (マイルド)なし(きれのある味)ネギ、なると、ほうれんそう、 のり、シナチク、チャーシュー。テーブルにはニンニクが各種と トウバンジャン。FM音楽流れ色紙とともになぜか日の丸。 スープは鶏をまるごと煮こんだものだとか。

まっち棒(都立大学)
紀州和歌山中華そばであっさり、ふつう、こってりの3種類。650円。 カウンターの各席の前に小さなテレビが埋め込まれている。 紅しょうが、ニンニクがカウンターに。ランチはサービスライスがつく。 具はねぎ、しなちく、チャーシュー、かまぼこ。細いメン。 濃厚なスープも良い。小ぶりのどんぶりがトレイにのってくる。 「とんこつをたっぷりつきっきりで炊く。寝ずに炊く。丸一日 ひたすら待つ。骨ズイのうまみもにじむ。これぞ神髄極上の味」と 看板に書いてある。

海新山(学芸大学)
東横線と駒沢通りの交叉点近くの民家風一軒家。入ると真中に赤い丸テーブル。奥が厨房。ごちゃごちゃと色々なものが置いてある。左手には座敷。スペシャル(コラーゲン)ラーメンが¥1000。「ゼラチンで若さを保とう」と壁に紙が貼ってある。血管、肌、目、免疫力、高血圧、骨そしょう症、関節、減量に良いとある。スープは全部飲んでくださいとも。初老の親父とオバチャンの二人。テレビがついている。麺は中細の縮れ、スープは数10種の素材(骨、海草、クコ、セサミなど)でできているが動物性タンパクは使っていない。コクは深い。全部スープを飲んでも重くない。具はミツバ、ほうれん草、シナチク、ネギ、のり。チャーシューは小さいのが数枚。水はNASA開発の純水。テレビで紹介されているが休日のせいか混んではいなかった。久しぶりに感動を覚えた正油ラーメンだった。

一竜(福岡)
博多中州の春吉橋のたもとにある屋台。ラーメンをサカナに飲んで いる人が多い。細麺がうまい。きくらげ入り。焼肉もしっかり したのが入っている。しょうがを沢山入れて食べると酸味が少し きいてうまい。スープは豚骨でもまったくギトギトしたところが なくさっぱり。ネギもよし。若干、塩味が強いがこれも飲んだ後は ちょうど良い。

トキハラーメン(福岡)
博多水鏡天満宮横丁にある。ラーメンは450円。ライス、つけものに ポテトサラダかハンバーグがついたラーメンセットが600円。 ラードをまったく使っていないとのことであっさりしたトンコツ・ ラーメン。麺も固めを注文。細麺も最後までしっかりとして、ネギ、 小さめだが2枚のチャーシュー、きくらげが具。それにしょうが、 ゴマ、辛高菜を好みで入れる。なかなか良い。

麺屋 武蔵(新宿)
あじ玉らー麺(800円)を食す。店の前を左へ奥へ、右へ、店内に入って左へ右へと長蛇の列。ウネウネと行ったり来たり。券売機に到達した時は感動を覚えた。店内はジャズが流れる。カウンターの中には6人の青年。赤シャツに茶の前掛けと頭巾。店内は木彫仕立てでカウンター席が18。宮本武蔵の映画のポスターなど。正油スープはさんまの煮干と羅臼昆布のだしに数十種の野菜がコクを出している。化学調味料は一切使わず。具はのり、メンマ、ねぎ、チャーシュー、それぞれ選りすぐりの品々。太めのコクのある縮れ麺。和風どんぶりにほのかなゆずの香りもする。店員の対応も良い。辛味噌も置いてある。待ち時間90分は長いが満足。もって瞑すべし。こってりとあっさりの二種類あり。(2002.08)

五香路(ウーシャンルー)(丸の内)

八重洲南口地下、ラーメン激戦区「東京編」の中の一店。練り胡麻たっぷりの坦々麺、850円。胡麻味の強い辛味弱いスープにチンゲン菜、ひき肉、ザーサイ。麺は細麺で柔らか。特に特徴もなく平凡。酸味と辛味が奏でる刺激的な味、サンラータン麺の方がうまそうだった。(2002.10)

ラーメン若月(新宿)
赤いのれんの内側に透明のビニールが下り外気を遮っている。ラジオがなりおばちゃんがカウンターで一人でやっていた。手打ちの自家製麺は太めの平麺で縮れ。舌触りが良い。ラーメンは並が400円、大が500円。具はねぎ、のり、小さいチャーシュー、メンマ。スープはすっきりした醤油味。胡椒を少し入れるだけで風味ががらっと変わるほど繊細。(2003.01)

紅虎餃子房(丸の内)
四川坦々麺、900円。四川の山椒を取り寄せじっくり煮込んだ黒胡麻たっぷりのスープ。挽肉、にらなどの具に赤唐辛子が2本。麺はストレートで細め。万豚記と同じ際コーポレーションの経営とか。スープはラー油が赤く浮いている。辛いがコクはイマイチ。(2003.01)

蒙古タンメン中本(新宿)
小滝橋通り沿いで武蔵の斜め向い。半地下にある。赤と黒の基調の店内。創業30余年の味、蒙古タンメンが620円。店内には「からうまい」の額。正統的なミソラーメン。具はキャベツ、ニンジン、ニラ、モヤシ、ニンニク、豚肉など。太麺は歯ごたえあるがもう少しもっちりしていてもいいかな。そこにやや赤みがかったマーボ豆腐。これは特に特徴はなし。日曜、雨、昼で15分待ちだった。発券機はタッチパネルで音声付。(2003.04)

ラーメン二郎(三田)

三田四丁目の曲がり角の三角州にある三角のビル。外に自販機。内には慶応大学のペナントなど沢山。客は学生は当然だが近所の工事現場の人やサラリーマンも多い。ぶた入りラーメン550円>(ラーメンは450円)。席は13人分のみ。麺は歯ごたえたっぷりの縮れ平麺。ボリューム満点の二豚が五個(五枚ではなく五個)。スープは濃い醤油味、脂も油もたっぷり。「ニンニクどうします?」と聞いてくれる。「野菜多め」と言えばキャベツとモヤシの野菜を山盛りにしてくれる。レンゲがない。しかし、腹いっぱいになるのでスープはなかなか飲めない。満足感も腹も一杯!(2003.05)

ラーメンく工房天晴(あっぱれ)(六本木)
六本木でジャズを聴いたあとで入った店。天晴ラーメン、680円。麺の硬さ、スープの濃さ、油の量を注文できる。不純物を取り除いた水を使用。スープはとろりとしており、重くない豚骨醤油味。麺は太めのストレート、長多屋製麺。具はほうれん草、きくらげ、ネギ、チャーシュー。大きなのりがどんぶりのフチに立つ。(2003.06)

むらもと(大岡山)
ラーメンが850円で煮玉子が70円。他にチャーシューメンが1050円など。もの静かなオヤジ。アンデスのケーナの音楽が良く合っていた。スープはうすい正油味。煮干の味でさっぱりとうまい。ちょっと塩気が強いかな?太めの縮れ麺はしこしこしている。具はキザミネギが沢山。なると、うす味のメンマ。ゆずも一切れ。チャーシューがうまかった。煮玉子も良し。化学調味料を使っていない。ボリュームも満足。(2003.02)

博多ラーメン玄界灘(神田小川町)
ネギチャーシューメン、950円。普通のラーメンは650円。素材はすべて博多から直送している正統派。トンコツのみを15時間煮詰めたスープはコクが深い。山盛りの万能ネギがまた、良くあっている。厚手のチャーシューも7、8枚入っていただろうか。のり、きくらげの具。麺もうまかった。ただ、午後1時なのに客は一人もいない。音楽もなく静か。奥でおばちゃんがネギをきざんでいた。食券制。(2003.03)

大勝軒(池袋)
中華そば¥630。有名な行列店。土曜日、雨のなか、開店前30分の10時30分にゆきすでに行列。席に着けたのは12時。注文がでてきて食べ終わって12時半。メニューは「中華そば」だが店員も客も「ラーメン」と呼んでいる。これはちょっと違和感あり。店内には色紙が一杯。清潔とは言えない。よくみるとゴキブリもいた。麺は太めのつるりとして食感の自家製縮れ麺。本当のコシとはこうゆうものかと思わせた。スープはトンコツ、鶏ガラ、煮干、サバ節など。魚味が強め。ナルト、小さなノリ、カシッとしたチャーシュー、半玉子。メンマは特にうまかった。量もたっぷり。レンゲなし。誰一人、無駄口をきく人もなくただ、そばをすする音のみが聞こえる。裏の階段を下りてくるこの道40年の店主、山岸一雄氏を見かけた。まっしろな髪が歴史を語っていた。(2003.06)

熊本 こむらさき(新横浜ラー博)

ミニラーメン¥500。博多ほどは味が濃くなく鶏ガラをブレンドしたまろやかなトンコツ。麺も博多よりは太くもっちりしている。焦げたニンニクが香ばしい。具はチャーシュー、キクラゲ、メンマなど。(2003.06)

支那そばや(新横浜ラー博)
ミニラーメン(絹腰和伊麺)¥550。「ご当人ラーメン」で有名な佐野実氏の店。地鶏、トンコツ、和風素材のブレンドとか一級の食材にこだわった一品。麺はイタリアのデュラム粉を配合しているのだそうだ。むずかしいことはともかくうまい。(2003.06)

旭川 蜂屋(新横浜ラー博)
トンコツ・ベースだが魚(アジの丸干し)の香りが結構強い。低加水縮れ麺。スープもこってりしているがしつこくはない。自家製麺もうまい。焦がしラードの独特の香りと味。最初はちょっと違和感もあるがなんとなくまた食べて見たくなる。(2003.06)

函館 王さん(函館)
50年続く老舗。引き戸が開け放たれていて風が入ると薄いブルーの暖簾が揺れて涼しい。塩ラーメン、正油ラーメン、共に¥500。客は観光客とおぼしき人が多かった。塩はあっさりしたトンコツ・スープのデリケートな味わい。正油はかなり濃い目だった。具は共通で煮豚(二枚)、ネギ、メンマとオーソドックス。麺は軽いウェーブの中細麺。柔らかい味。単純性を極めたラーメン。(2003.07)

純連(じゅんれん)(札幌)
フローリングのすっきりした店内。調理、カウンター内接客、カウンター席、待ち席ときちんと整理されていて店員に無駄な動線がない。みそラーメン、塩ラーメン各700円+税。みそラーメンにはねぎ、メンマ、モヤシ、玉ねぎも少し。チャーシューはみそラーメンでは小さめの角切り。塩は平たいのが二枚。油の層ができたスープ。トンコツ中心のダシと熟成味噌が合わさった濃厚な熱々スープだった。うまいのだが私には少し油が多すぎる。麺は太め。コシの強い森住製麺でうまかった。店内には色紙がいっぱい。塩も単なるあっさりではなく存在感あり。もともと、昭和39年に先代の村中明子が創業。純連とかいて「すみれ」と読んでいた。昭和62年に先代が店を閉め、現純連の店主、村中教愛が「純連(じゅんれん)」を開店。一方、三男の村中伸宣は「すみれ」を始めた。さらに母の明子は「ラーメンの駅」という店をやっているという。(2003.07)

玄咲 月寒本店(札幌)
札幌ドームの近く。カウンター、ボックス席、掘りごたつ席がある。ラーメン部門で龍舟麺¥750。塩味ラーメン。太めの縮れ麺。ゲンコツベースに中国産の岩塩使用。具は豚肉、ツブ貝、竹の子、キクラゲ、白菜、ピーマンなど多彩。食用花も添えられて美しい。地鶏スープ麺(地鶏丸ごと一羽のスープ)部門からは龍麺(塩味)¥700を食す。スープは地鶏スープであっさり。いのちの玉子と野菜のうまみ味、軟白ネギなど農園と契約栽培をしている有機野菜を使用。麺は他の品より少し細めの縮れ。これがからんでうまい。焦がしネギも効いている。ラードでなく植物油を使用。麺は氷温製法による製麺(氷温度で数日間熟成する)。アイスキャンデーのサービス付。しっかりしたラーメンと中華料理の見事な合体。

九州ラーメン 亀王(きおう)(大阪)
亀王ラーメン¥620。らーめん一筋コツコツという姿勢を表すカメのマーク。トンコツ・スープだが天然塩を使い自然食材のみの旨味をだしている。麺はツルツルと喉ごし良くまろやか。多加水麺は特製。具はキクラゲ、ゴマ、メンマ、ネギ、そしてチャーシュー。上質国産バラ肉はトロトロで分厚い。それが二枚。見た目の盛り付けもきれい。さっぱりしていてコクがあるトンコツと鶏ガラ、たっぷり野菜を煮込んだあっさり味のスープ。

青葉(中野)
かなり誤った情報がインターネットなどにでていたが営業時間は10:30から売り切れまで。売り切れは18時前後らしい。木曜日は定休。L字型カウンター、後に並んでいると注文を聞かれる。11:45に行って約20人待ちだったが回転も速く15分で座れた。手際も良いし店内も効率的。メニューは四つのみ。麺は縮れが少なめの中くらいの太さでとてもうまい。スープは鶏の足指からとったゼラチン質が強い中華風と和風のコンビネーションだそうでうまかった。少し魚系が強く塩も多めだがしつこくはない。トロトロすぎない肩ロースチャーシューは自家製で三枚。メンマも自家製でうまい。厚めのナルト、ノリ、ネギ、それぞれに厳選されていることを感じさせる。半熟玉子もうまい。特製中華そば850円。店員もキビキビしていて満足。調理の最後に一振りする黒胡椒がピリッとしてうまかった。(2003.07)

中華そば春木屋(荻窪)
本店ではなく駅に近い方の店。中華そば750円。太めの縮れ麺で店の二階で作っているらしい。スープは海のもの、陸のもの、中華と和風、それぞれのバランスがまさにぴたりと決まっている。寸胴鍋のなかでその麺が踊っていた。スープの油はちょっと多い。ネギ、メンマ、ノリの具にシコシコした脂身の少ないチャーシュー。店員は店員同士も客に対しても正義正しい。(2003.07)

ラーメン二郎(新宿小滝橋通り店)(新宿)
良くも悪くも二郎らしさが薄れている感じの店。カウンターと小さいテープルが二つ。カウンターには胡椒と一味唐辛子。太麺、スープ、野菜、豚、一応、やっぱり二郎だと思う。量もちゃんと多い。ラーメンが600円。一緒に行った妻が「全体、軽めに」と頼んだら量も油も少なめにしてだしてくれた。他の二郎だとちょっとこういうことは頼みにくいのだけど・・・。(2003.10)

玉泉亭(横浜伊瀬佐木町)
大正7年創業の中華料理屋。けっこう広い店内。メニューも多い。サンマーメン700円を注文。トンコツベースと案内書にあったがむしろ煮干と昆布ダシの和風。いまや見つけるのがむずかしい普通の味。麺は細い柳麺。玉ねぎ、もやし、豚肉、ニンジン、コマツナ、キャベツ、キクラゲなどの入った野菜のアンがとろりと乗っていた。(2003.10)

麺屋武蔵青山(青山一丁目)
夜7:30で10人待ちだったが20分で入れた。食券制。らー麺700円を頼んだが味玉もとんがり飯も売り切れで残念。こってりとあっさりを選べる。あっさりを頼んだが結構、油は多かった。さんま干しのスープにほのかな柚子の香りが良い。麺も太めでおいしい。そして大きなトロトロの煮ブタ。店員三人の動きにも無駄がなく心地よい。ジャズが流れる店内もすっきりと清潔。(スープはトンコツ、鶏ガラ、野菜にさんま干しと羅臼昆布、化学調味料は使わず)(2003.12)

清風楼(横浜)
昭和20年創業。有名なシュウマイは4個で400円。しっかり具が詰っていて充実。サンマー麺とワンタン麺を注文。各700円。サンマー麺はモヤシと玉ねぎに豚肉が少し、ワンタン麺は鶏ガラの醤油味スープであくまでシンプル。ワンタンは4個。両方とも麺は少し太めでおいしい。ワンタン麺のチャーシューはホンサオのついた本格派。関帝廟通りの白い看板が目じるし。(2004.02)

楓屋台湾ラーメン(芝)
台湾ラーメン680円。ヘルシー、低カロリー、盛りだくさんの海産物(小エビ、あさり、貝柱、キクラゲ、ネギなど)がたっぷり。伯方の塩を使用した鶏がら白湯スープ、太めの平打ち縮れ麺。台湾の漁師が時化で海に出られないときに作って食べた麺だそうだ。水はアルカリイオン水、化学調味料は使わず。(2004.03)

丸デブ本店(岐阜)
創業1917年の老舗。中華そば350円。鶏ガラとしょうがを煮込んだ出汁をたまり醤油で味付けしたスープ。うどんやそばのスープと極めて近い。麺は自家製麺で少しサクサクしたそばのような食感。煮豚は小さいながら三切れ。かまぼこ、ねぎ。全体として日本そばからラーメンに枝分かれしたころの雰囲気を伝えている(恐竜から鳥類が分かれたようだ)。しかし、大正6年に岐阜で中華そば屋が創業されたことに感動を覚える。11時半から次から次にお客がくる。テーブル5、座敷に机が二つ。古い木の看板が印象的。他にワンタンメン。(2004.8)



あじさい(函館)
講演で函館に行った際に食べた。塩ラーメン600円。階段を二階に上がる途中に色紙がたくさん貼ってある。店内の雰囲気はよい。細いストレート麺は口当たりよし。コクもある。メンマ、ねぎ、二枚のチャーシューも良い素材を集めている感じだ。スープは正統派の塩。澄んでいる。コクもある。トンコツと鶏ガラ、昆布、薬味野菜などを使って仕込んでいるとか。麺は岡田製麺。お土産用三食パックが1000円。函館塩拉麺600円。創業60年。麺厨房あじさい。ビールを頼んだらキムチがつまみででた。(2004.9)

新京(大阪)
JR大阪駅すぐの高架の下、新梅田食堂街の中、同名の中華料理店の向かいのカウンターのみの小さな店。おじちゃん、おばちゃんが二人でやっている。ラーメン(しょうゆ)550円。スープはあっさり。麺はつるりと喉ごしスムース。わずかにちじれている。具はねぎ、もやし、薄いが二枚のチャーシュー。大阪で出会う昔のラーメン。(2004.10)

まるたかや牛島店(富山)
ラーメン550円+半熟煮卵70円。自家製油かすとおろしニンニクを入れて食べる。胡椒もB&W二種。スープはしょう油味だがやや塩辛い。麺はやや太めで軽い縮れ、コシはしっかりしている。巻バラのチャーシュー二枚、あとメンマとねぎ。卵も良かった。スープにニンニクを入れると透き通ったトンコツスープのコクが増す。40年以上前に屋台からスタートした富山の老舗。カウンターのみだがおでんもある。タクシーの運ちゃん推薦の店。(2004.11)

めん徳 二代目つじ田(平河町)
ちょっと料亭風のれん。券売機制。待ち客用にお茶のサービスあり。カウンターのみ。二代目らーめん880円。300年、13代にわたり一子相伝で伝わる黒七味。濃厚なスープ、トン骨スープにカツオ節の出汁。麺は中太でストレート。さすが黒七味の強烈な存在感あり。チャーシュー二枚も適度に歯ごたえがありおいしかった。メンマものりも高級。ねぎ、半熟玉子の二つ割もよかった。(2005.3)

健福(台湾素食料理)(立川)
立川駅ビルの「立川中華街」のなかにあるチャイニーズ・ベジタリアン料理店。健福麻辣麺(チェンフーマーラーメン)840円(税込)。胡麻味噌スープに唐辛子のみじん切り、特製大豆肉そぼろにもやし、しいたけ、青菜、小麦風味漂う麺。辛さも適度に辛い。中華餅126円は大根と大豆ひき肉風の入ったナンのような中華お焼きといった感じ。ヘルシーではあるが油は少なくない。(2005.4)

太平楽(松江)
開店50年を超える店。昼だけの営業。人気(ひとけ)の少ない町に行列ができている。ラーメンのみで、ラーメン300円、大盛400円、特大盛500円。麺は中太(中隆製麺)、縮れ麺でうまかった。スープはしょう油味だが意外にしっかりした味。わけぎ、もやし、メンマ、チャーシューもみな良い。御ん歳77歳の店主とおばあちゃんが取り仕切っている松江の名店。(2005.5)

さぶちゃん(神保町)
長い間行ってみたいと思っていた店だった。もめんのシャツに白いズボン、白い前掛け、白い長靴、白髪のおやじ。おやじさんも道具もみな年季が入っている。他に少々、疲れた感じのおばちゃん。らーめん500円。だが、ほとんどみな半ちゃんらーめん650円を注文している。スープはやや脂が多い目のコクのあるしょう油味。細い縮れ麺。厚い煮豚においしいメンマ、ねぎ。量もたっぷり。特筆すべきはチャーハンを食べたあとのらーめんの味だ。絶妙のコンビネーション。さすが半ちゃんらーめん元祖の店。(2005.6)

らーめん北斗新橋店(新橋)
恵比寿にも同名の店があり、系列らしい。天下無敵、味噌らーめんが600円。やや太めの縮れ麺でコシもまあまあ。メンマ、もやし、キャベツなどの具とバラ肉のチャーシュー。全体として可もなく不可もない。カウンターのみの店。(2005.6)

横浜ラーメン武蔵家 日吉店(日吉)
半熟味玉ラーメン並700円。横浜家系。コシのある太目の麺がうまい。具も良い。ねぎ、ほうれん草、チャーシュー。昼のサービスでチャーシューの切れ端を追加でくれるのがうれしい。スープはトンコツベース。一口食べた時はちょっとクセがあったが唐辛子としょうがを入れたらすっきりとうまくなった。(2005.7)

伊達の来々軒(仙台)
平成16年にできた店。かん水少な目のつるりとした麺と魚だしのスープ。スープはちょっとコクが少ない。中華そば530円。これが土日のせいか半額だった。チャーシューはトロリとしてうまかった。メンマも良い。ギョーザ3個180円。カウンターの後ろのテーブルにはご飯、キャベツとわかめのサラダ、メンマとキムチがあり食べ放題。店内は全員女性従業員でモーツアルトの音楽がかかっている。看板に「昔なつかしい中華そば」とでている。とにかく「得した」と思える店。(2005.9)

麺屋ごとう(池袋)
立教大学正門の近く。大勝軒で修行をして店をだしたとか。極太のストレート麺はもっちりとしておいしい。スープもトンコツと魚系の合わせであっさりしている。チャーシューも分厚く大きく、しっかりとしていて(トロトロすぎず)食べ応えがある。小さめの四角いのり、半身の煮玉子、メンマもたっぷり。ラーメン600円(200グラム)、300グラムも中盛も同値。食券制。すべてに完成されている。(2005.11)

串焼屋のらーめん もくもく(広尾)
備長炭使用の串焼屋。店に入ると煙がもくもくカウンターの向こうから流れてきている。とんとろらあめん680円。麺は細めの縮れ。スープは醤油味でさっぱりとしている。半熟玉子が半分。メンマ、のり、そして厚さ1CMはありそうな豚バラ肉を長時間煮込んだチャーシュー。全体としておいしい店だ。(2005.11)

Ramen Top

海外

Tomokazu(サンフランシスコ)
サンフランシスコ航空の搭乗エリアGゲート9の近くにある。ガウンのように着物を着たねーちゃんコカコーラを飲みながら寿司を握る兄ちゃん。大きなどんぶりに入ってラーメン$9.50がでてきた。一応、豚骨色だが味のないスープにワカメ、えのき、シナチク、紅生姜、半玉子。割合たくさんのチャーシュー、もやし、ネギと量で勝負。せめてもの救いは麺が普通であったこと。しかし、胡椒はなく七味のみ。それでも食べている人が多いのは外地だからだろう。日本じゃ成り立たない店。

Vietnam II (越南第二海鮮酒家)(サンフランシスコ)
特別飛機式粉($5.95)、それより小さめの特別火車式分($4.95)。Phoである。Eye round steak、胸肉、横腹、腱、胃袋など牛の各部がたっぷり入っている。大衆的人気の店らしくベトナム人らしき人々が多い。みなうまそうなものを食べている。それ程、きれいな店ではない。回転は速い。Noodle Menuを頼まないと普通のメニューにはPhoはでていない。肉団子、青ねぎ、細い米の麺はモチモチ。別皿でモヤシとコリアンダーの大きな枝(?)、青唐辛子、ライムなどがくる。(2002.07)


Straights Cafe (サンフランシスコ)
こぎれいなすっきりした店。メニューはシンガポールのほか、インド、マレーシア、タイなどありエスニック・バラエティー。お目当てのLaksa($9.50)は絶品。見た目も美しい。米の太麺。スパイシーなカレースープはココナッツオイルやピーナッツの味もして濃厚。エビ、もやし、フィッシュケーキ、きゅうりなどたっぷりとした具が大きなどんぶりでくる。ハシとレンゲもついてくる。店員の感じも良い。生春巻き(Poh Pia、$7.50)もピリカラのタレがうまかった。定番の店になりそう。(2002.11)


明洞餃子(ミョンドンギョウザ)(ソウル)
明洞名物、カルグクス(韓国のうどん)で有名な行列店。小麦粉でつくるきしめんのような麺はツルツル。カル=包丁、グクス=麺という意味だそうだ。鶏、貝、鰯などをベースにしたスープはあっさり。辛くない。胃にやさしい。大餃子が4個入って5000ウォン(500円)。他にもひき肉、きゆうりなどボリュームもたっぷり。キムチ、半ライス付。(2002.11)


Mak's Noodle(香港)
ワンタンメンは23香港ドル、水餃子が27香港ドル。三代にわたって続く人気店。この値段は日本から見れば安いが現地では普通の二倍だそうだ。スープは太地魚という魚をベースにしたシンプルなもの。麺は極細。ワンタンは麺の下に埋まっていてうまし。水餃子も満足。その後、これも近所で有名な杏花楼にてマンゴープリンを食する。デラックスな昼食だった。(2002.11)


澎・下港(台北)
台湾の銀河街夜市の中の屋台。麻棘湯麺が40台湾ドル(約160円)。発泡スチロールのカップに超アツアツのスープ。普通のラーメン並の太さの麺。スープは麻棘で独特の味。それにネギやら牛の各部やらが小さく切られて入っている。まぁ、話の種として食べてみて面白かった。言葉が通じず往生した。(2002.12)


御品牛肉麺館(台北)
登峰造極・御用極品・黄金拉麺・請安心享用・歓迎外帯がキャッチフレーズのようだ。牛肉麺の店。沖縄の麺に近いような感じのうどん風麺。スープはさっぱりの牛味。具は牛の肉やら筋やらあらゆる部分が入っている。ピータンを追加してもらった。麺は100台湾ドル(400円)。その他のものもうまかった。地元のタクシーの運ちゃんの紹介。(2002.12)


Four Seas Restaurant 四海酒楼(サンフランシスコ)
チャイナタウンの店で昼は飲茶あり。Wanton Noodle Soupというとこれがでてくる。スープは薄い鶏ガラスープ。麺は細麺。ワンタンは団子状でうまい。あとネギのみのさっぱりした一品。これに飲茶のシューマイとスペアリブをもらって全部で$13だった。(2003.04)


San Wan Restaurant 山王飯店(サンフランシスコ)
山王湯麺(炒碼麺)$6.25。太い平麺だが中央に溝がある、細麺が二本並んでいるようだ。具は沢山、イカ、エビ、豚肉、玉ねぎ、貝、ほうれん草、キューカンバー、唐辛子、ニラなど。スープは唐辛子ベースでスパイシー、赤茶色。席につくとすぐにキムチがでてくる。壁には韓国の元大統領の書なども掛けられており、中華と韓国のミックスしたような店だ。韓国人の知人に紹介された。(2003.05)


iNTERNATIONAL NOODLE HOUSE (サンフランシスコ)
おもしろい店ができたものだ。バンネス街沿いの黄色いファミレス風の店だが中はモダン。ここでタイ、ベトナム、香港、日本、イタリアの麺をだしている。Fired riceもある。タイではHouse Noodle Soup (Kuay Jub)$6.99。Thai Boat Noodle Soup、Tom Yum Noodle Soupなど。香港では雲呑麺、叉焼湯麺、日本はうどん。どんぶり物もいくつかあった。ベトナムからSpecial Beef Noodle (Pho Dac Biet) $6.29を注文。具はRare steak, well done flank, braised tendon, tripe, meatballs。ライス・ヌードルにビーフ味のスープ。割合、上品なフォーだった。別皿でコリアンダーとモヤシ、青唐辛子、レモンがたっぷり。(2003.06)

再度、訪問。今回はTom Yum Noodle Soop ($7.75。$1追加でエビが入る)を食べる。スープはやや薄く物足りなかったが麺はしっとり、もちもちでうまかった。ネギ、玉ねぎ、フクロダケ、トマト、シュンサイなど入りヘルシー。ただもうひとつパンチがないかな。(2004.01)

Ramen Katanaya & Steak Henry VIII (サンフランシスコ)
Pork(トンコツ)Ramenが$5。英国の荘園風と言おうかビヤガーデン風と言おうかラーメン店には見えない店内。かってここでステーキを食べたことがあるのを思い出した。やや細めの縮れ麺であった麺がほぐれていずがっかり。ネギ、ノリ、ホウレン草が少し。チャーシューはまあ、良いほうだった。トンコツ・スープはあっさりしているがコクもなし。(2003.11)

Thai Square (London)
Kiew Tiew Sukho Thaiという名前の北タイ国のスパイシーな麺で£6.50.平麺で白い米の麺。鶏の挽き肉、もやし、ホーレン草、ライム、ドライ・チリ・パウダー、ピーナッツをつぶした粉、ワンタンの皮を揚げたものなどたくさん入っている。会社の近くのタイ・レストランにて。(2004.05)


Marine Parade Laksa(シンガポール)
シンガポールのラクサ激戦区、カトン地区の有名店。「正宗」が売りである。1950年からの店。小がS$3、大がS$4。小は小さめの器。ココナツ・ミルクにらー油のスープはそれほど辛くない。えびの出汁がよく効いている。具はえび、もやし、練り唐辛子など。ビーフンは短く切ってある。フィッシュ・ケーキがうまい。生野菜が少し乗っている。お椀の中にビーフンを入れてスープをかけてはそれを出すことを何回か繰り返して、その上に具をのせてだす。ラクサの原点的存在。



ラクサとともに魚圓肉?麺(Fish ball minced meat noodle)も注文。S$3.50。こちらは細い中華麺にねぎ、レタス、魚ボールが六個。スープはすっきりしていて焦がしニンニクが少し乗っている。(2004.11)

Swissotel the Stanford Kopitiam(シンガポール)

ホテルの二階のこぎれいな店。いかにもエスニックな作りで昼食時はビジネスマンらしき人々がいっぱい。ラクサはS$13。ココナツミルク味が強く辛味もきつい。リッチな味。エビ、薄く切ったフィッシュ・ケーキ(かまぼこのよう)、厚揚げ(うまい!)、もやし、そしてビーフン、辛みそも別皿でくる。食べ終わるころには汗が止まらない。(2004.11)



憶江南(香港)
香港の地元の友人に連れていってもらった四川料理店。豚の喉などの珍味を食べた最後に坦々麺。たしかHK$45だったと思う。ピーナッツ風味のスープ、しかし、唐辛子はそれほど多くなくあまり辛くはない。後はねぎと麺と単純。麺は中華の細めんではなくラーメンに近いがかん水が少ないのかコシはあまり感じない。店内は上品で清潔。白居易の詩にちなんだ店名。(2005.3)

Ramen Top


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