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●緊急情報　5/14から始まる神奈川県・真鶴町の松枯れ対策用農薬散布

　作成：2003-05-06

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左：掲示板　　　　　右：スプリンクラー散布中

　　　　遠足場所として知られる神奈川県立真鶴半島自然公園で、マツクイムシ駆除のため
　　　　の農薬散布が始まります。
　　　　真鶴では農薬散布にスプリンクラーが使用され、大量の殺虫剤がまかれます。
　　　　殺虫剤は、夜間からまくため、現地では思わぬ方向から農薬が飛んで来る可能性が
　　　　あります。
　　　　散布日とその後の数日間は、公園内への立ち入りは避けてください。
　　　　特に午前中は、(写真のように)農薬液が枝葉に残っている場所があり、触れると思
　　　　わぬ症状を起こすことがあり危険です。
　　　　農薬は乾いてしまえば大丈夫と思いがちですが、これは水分が蒸発して見えなくな
　　　　っただけです。そこからは農薬成分が絶えず蒸発し、人の吸う空気を汚染していま
　　　　す。
　　　　殺虫剤を含む空気を人が吸うと、「頭痛、めまい、吐き気、腹痛、下痢など」(*1)
　　　　を起こすことがあります。　　　　（*1：農林水産省医師用資料による）
　　【特に注意する点】
　　　　■誤って現地に行ったら、風上を選び自然公園地域から離れる。
　　　　　走ると呼吸が速くなって汚染空気の摂取量増えるので、走らないこと。
　　　　■サボテン公園内や、三ツ石海岸に降りるケープパレス周辺も散布地です。
　　　　■ＪＲ真鶴駅改札口前には、その日の実施・中止の表示が、始発（4：40ａｍ）まで
　　　　　には張り出されます。
　　　　■順延され、土曜日に散布することもあります。
　
　　【散布日程】
    　　第1回　　5/14(水)　、
        第2回　　6/4(水)　（天候により順延）
　             　深夜1：00ａｍ　-　8：30ａｍごろまで

    【散布薬剤】 スミパイン乳剤（ＭＥＰ80％　希釈180倍）
　　　　　　　   散布量1,200リットル/ｈａ 　×　39ｈａ

    【問い合わせ】
　               真鶴町産業観光課　Ｔｅｌ　0465-68-1131（内332）
               　神奈川県西湘地区行政センター林務部森林保全課　0465-32-8000(代)
           〈身体の異常を感じたら〉
　               神奈川県小田原保健福祉事務所環境衛生課　　　　0465-32-8000(代)