反農薬東京グループにご支援を!

 −反農薬東京グループは、こんな団体です−
 反農薬東京グループは身の回りであまりにも安易に使われている農薬を始めとする有害化学物質の濫用に反対して、人の健康や生態系を守るための運動をしている市民団体です。
 1983年にダイオキシンを不純物として含んでいる除草剤CNP追放運動の中からうまれました。その後、CNPは疫学調査の結果、胆嚢ガンとの因果関係が明らかになり、運動の盛り上がりの中で94年に厚生省がADI(一日摂取許容量)を取り消し、メーカーの製造自粛という形で姿を消しました。
 私たちは、また、古米の臭化メチルくん蒸処理をやめさせたり、発ガン性のくん蒸剤EDBの追放にも取り組んできました。さらに、農薬や有害化学物質の毒性情報などの公開を求める運動にも力をいれています。農薬関係の統計資料である「農薬要覧」のデータ隠しを暴き、現在のような体裁を維持させたのも、運動の成果のひとつです。
 全国の松林に20年以上にわたって農薬空中散布が行われており、この反対運動も長年続けてきました。様々な規制を強化させた結果、反対運動のあるところでは減少していますが、運動のないところでは相変わらず杜撰な空散が続けられています。また、水田でも松林の10倍以上の面積で空散が行われています。最近、環境庁は、空散による健康被害の実態を無視して、空中散布は特段の問題はないなどとする報告書と大気中の農薬濃度の評価値なるものを発表しましたが、私たちは強く反対しています。
 また、室内化学物質汚染問題にも早くから取組んできました。特にシロアリ駆除剤による健康被害に関しては、住宅金融公庫の仕様書を改定させたり、健康被害の実態を訴え続けています。また、防虫畳や塩ビ壁紙からでている有機リン剤の室内汚染も明らかにしました。
 さらに、一般家庭、公園、団地、学校、保育園、道路、電車・バスなどの非農耕地で無造作に行われている農薬や防疫用薬剤散布にも反対運動を行っています。
 いままで、健康な成人男子を基準にして、決められた来た農薬の残留基準や化学物質の環境基準が、成長段階にある胎児や乳幼児、子供たちにあてはまらないこともわかってきました。ダイオキシン、内分泌撹乱物質、化学物質過敏症など、最近、化学物質の毒性に関する新しい知見も次々と発表され、国際的な問題になってきています。従来、被害者が訴えても「気のせい」だとか「特異体質」などと無視されてきたことが「科学的」に明らかにされ、頑迷な成長主義者も認めざるをえない状況になってきたわけです。
 難分解性有機塩素化合物をはじめとする有害物質の汚染は今や地球規模にひろがり、生態系に大きな打撃を与えているだけでなく、人類全体が存亡の危機にあるといっても過言ではありません。このため、日本国内の運動だけでなく、国際的にも私たちの経験を共有すべく、NGOである国際農薬監視行動ネットワークPANの日本支部にも参加し、海外の農薬関連の運動体とも情報交換を行なっています。
 今後とも、化学物質は微量でも危ないという観点で、今の化学物質大量消費社会を改めるよう運動を続けてゆきたいと思っています。
 最後にお願いですが、このホームページの維持を含め私たちの活動の資金は、機関誌「てんとう虫情報」の購読会費とテーマ別に発行しているパンフレット「反農薬シリーズ」「電子版資料集」の売り上げ、及び、財政的に運動を支援していただいている賛助会員の会費によっています。なお、賛助会員の皆さんには、機関誌のほか、当グループが発行する出版物をお送りします。
機関誌購読会員は年間3000円、賛助会員は年間1口1万円(年間購読料3000円を含む)ですので、ご支援のほどよろしくお願いします。
                    反農薬東京グループ
                    代表   辻 万千子

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作成:1998-04-01、更新:1998-10-01