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農薬危害防止運動のあり方を提言

 農水省・厚労省2局長連名通知「農薬危害防止運動の実施について」が5月29日に出されました。運動実施前ぎりぎりの発出のため、今年は、期間が長めの県が増えています。両省には、毎年、要望を出しており、通知内容は少しずつ変わっていますが、まだまだ、不十分なものです。いままでの要望と通知内容の変遷、行政や私たちのアンケート調査で明らかになった危害の実態をまとめるとともに、毒物農薬が売られるネットオークションの問題や危害防止運動のあり方についても提言しました。
 

農薬危害をなくすために!



電子版「脱農薬てんとう資料集」
第6号
<農薬危害防止運動について>

2007年7月20日刊行
A4全76頁(ファイルサイズ約1100キロバイト)
定価 メール添付による有料配布:500円

電子出版物は、PDF形式となっており、アドビシステムズ社の
アドビリーダーが必要です。


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電子版「脱農薬てんとう資料集」 第6号
<農薬危害防止運動について>
          見本ファイル(表紙/目次/はじめにのみ)こちら
資料集は印刷物としてではなく、パソコン上で表示して読むことを想定し、注をいれ
たり、本文中から他のインターネットサイトなどにリンクできるよう編集しています。
                【もくじ】
はじめに
第1章 農薬危害防止運動への要望と通知
 1 2007年度の通知「農薬危害防止運動の実施について」
 2 2002〜06年度の通知
  囲み記事:日本テレビのドキュメント「カナリアの子供たち〜検証化学物質過敏症」
第2章 農薬事故等の実態と都道府県へのアンケート調査
 1 アンケート調査の設問
 2 農薬による人の事故〜5年間で85事例が報告された
 3 相次ぐ野鳥・小動物の農薬中毒事件
 4 農作物、魚介類、ミツバチ、物損などの被害事例
  囲み記事:鉄道除草剤による農作物被害
       JA秋田おばこの種子センターから殺菌剤液流出
       カメムシ防除用殺虫剤クロチアニジンによるミツバチ被害
 5 農薬の不法投棄〜回収システムがないままに
第3章 農薬のネットオークションで、行政等への要望
 1 2005年の毒物農薬ネットオークション
 2 2006年にも毒物農薬が出品される
 3 2007年にも毒物出品
第4章 農薬危害防止運動への提言
 1 農薬危害の正確な実態把握と情報公開が重要
 2 農薬犯罪には、危機管理体制の一本化で対処を
 3 インターネットでの農薬類の販売は禁止すべき
 4 農薬不法投棄防止のために〜 回収システムの確立を
 5 農薬使用者に免許制度の導入が必要
 6 一般住民参加の危害防止運動を
 7 最良の危害防止対策は農薬使用を減らすこと
第5章 参考資料
 1 別表
 2 メソミル( ランネート) の毒性
 3 ウエブサイトリンク集

作成:2007-07-19