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ポジティブリスト制度が施行され1年半を越えた1月30日、日本ではじめてというべき、食品中の 農薬・殺虫剤による大規模な中毒事件が発覚しました。 中国製ギョーザに検出された殺虫剤メタミドホスによる有機リン中毒とみなされています。その後、 DDVP=ジクロルボスが検出された製品も見つかっています。 殺虫剤の混入原因は、まだ不明ですが、中国における製造工程での汚染説が有力です。毒物管理が 十分でない国に食糧を頼っていることの危険性が現実のものとなったといえます。 本資料集は、機関誌「てんとう虫情報」の1999年以後に掲載した関連記事を中心にまとめたものです。 ・東京都の残留農薬データ6年分約1200件の作物別一覧表 ・農水省の野菜・果実・穀類の残留データを掲載 ・国産と輸入食品の基準違反事例約700件も網羅 ギョーザ事件の背景を知り、ポジティブリスト制度のあり方を問うためにも、ぜひお求めください。 |
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電子版「脱農薬てんとう資料集」 第9号 <食品中の残留農薬とポジティブリスト制度> |
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資料集は印刷物としてではなく、パソコン上で表示して読むことを 想定し、注をいれたり、本文中から他のインターネットサイトなど にリンクできるよう編集しています。 |
【もくじ】 はじめに 第1章 ポジティブリスト制度以前の残留実態 1 東京都の調査結果 2 農水省の調査結果 3 厚労省の調査結果 第2章 環境省「農薬残留対策に関する総合調査」と登録保留基準 1 圃場での農薬のドリフト試験 2 河川水と魚介類における農薬残留調査 3 空中散布による汚染調査 4 土壌汚染の調査 5 水質汚濁に係る登録保留基準の改定 第3章 ポジティブリスト制度施行後の残留基準違反実態 1 都道府県の検査体制 2 国産農作物 3 国産農作物の違反原因 4 シジミに残留農薬〜クミルロンは残留基準を緩めて出荷可に 5 輸入農作物〜2006年6月から07年10月までに603件の違反 第4章 残留基準等の見直しとポジティブリスト制度の今後 1 ADIの設定 2 分析方法の確立 3 残留基準の設定 4 食品安全委員会の気になるDVD 5 残留農薬の摂取を減らすために 第5章 参考資料 1 東京都残留データ 2 農水省の残留データ 3 厚労省の輸入食品監視結果(2006年6月〜2007年10月) 4 ウエブサイトリンク集 |