農薬の毒性・健康被害にもどる
n01001#2017年度の家庭用品吸入事故 1298件〜前年より42件増加#19-01
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【参考サイト】厚労省:「2017年度 家庭用品等に係る健康被害 病院モニター報告」公表(12/21)と報告書
厚労省が家庭用品に係る健康被害病院モニター報告の2017年度版を公表しました、皮膚科10施設と小児科8施設(前年より2施設減)のモニター病院が情報収集しており、吸入事故に関しては日本中毒情報センターがまとめています。
17年度に報告された事例の件数は、小児誤飲事故が前年から442増の728件で、これは、新たな2つのモニター病院から比較的多くの報告があったためとされています。皮膚障害が22減の79件でしたが、吸入事故等は42増で、過去最高の1298件となっいます。本号では、吸入事故等に関する報告を紹介します。漂白剤、防水スプレーが増えたのが気になります。
★洗浄剤(住宅・家具用)が第一位だが
原因製品別の件数上位10は表のようで、トップは前年25件減の洗浄剤が269件でした。
ついで、殺虫剤が255件で、前年より21件減ですが、園芸用殺虫・殺菌剤、除草剤、忌避剤と合わせると農薬・殺虫剤関係は354件で、ワーストワンの位置が置き換わります。
表 2017年度の製品種類別吸入事故件数
製品の種類 件数 比率 前年
% 増減
洗浄剤(住宅・家具用) 269 20.7 -25
殺虫剤 255 19.6 -21
漂白剤 146 11.2 +23
防水スプレー 98 7.6 +43
芳香・消臭・脱臭剤 69 5.3 -21
除菌剤 58 4.5 - 1
園芸用殺虫・殺菌剤 55 4.2 +11
洗剤(洗濯用・台所用) 31 2.4 -22
除草剤 23 1.8 + 2
消火剤 22 1.7 +13
上位10品目 1026 79.0 -20
忌避剤 21 1.6 - 9
総数 1298 100% +42
★項目別件数〜有症率は69.4%の901件
2017年度の吸入事故1298件の報告者は、消費者や学校、薬局、消防署等からの報告件数が 1206 件(92.9%)、受診した医療機関や医師が常駐する特別養護老人ホーム等からの報告件数が 92 件(7.4%)でした。
【症状別】有症率は、前年より59件増の901件(69.4%)で、複合症状をカウントした内訳は、咳、喉の痛み、息苦しさ等の呼吸器症状:396件、悪心、嘔吐、腹痛等の消化器症状:296件、眼の違和感、痛み、充血等の眼症状:282件、頭痛、めまい等の神経症状:192件でした。前年増減で目だったのは、呼吸器症状の47増、消化器症状の39増、眼の症状の41減でした。
【製品形態別】「スプレー式」が前年より36件増の666件(うちエアゾールが350件、ポンプ式が316件)、「液体」354件、「固形」120件、「粉末状」87件、「蒸散型」40件、その他24件、不明が7件でした。
以下、それぞれの事例の一部を紹介します。(注:「転帰」は、治療後の症状の変化のこと)
★殺虫剤・防虫剤 274件
殺虫剤と衣料防虫剤に関する事例は合わせて、前年より18件減の274件(有症率76.3%)でした。用途別では、衛生害虫用が169件、不快害虫用が74件で衣料用19件などでした。成分別では、ピレスロイド系製品が190件、ピレスロイド・メトキサジアゾン製剤が30件でした。
一度の噴射で長時間効果を謳うバリヤー用エアゾール(ワンプッシュ式蚊取り等)の報告は、2012年以降70-80件でしたが、17年は69件でした。あいかわらず、子どものいたずらや忌避剤(虫よけ剤)と間違えた事例もありました。
高揮散性ピレスロイド系のトランスフルトリン、メトフルトリン等を主成分としたバリアー用エアゾールは、眼及び皮膚等の付着部位の痛み、熱感及びひりひり感を発症する事例があります。また、蒸散型製品では、使用中に火災警報器が鳴り、入室して成分を吸入、症状が出現した事例が4件ありました。
屋外使用製品を居住空間で使用した事例は22件で、すべて。強力噴射タイプのエアゾールによる事例でした。
防虫剤については、ナフタレンの事例が挙がっているだけで、無臭のピレスロイド系製剤に香りをつけた製品もあり、強い匂いを好まない人は購入する際に含有成分や匂いの有無に注意する必要があるとの記述が見られました。
◎事例1 【原因製品:ピレスロイド含有殺虫剤(スプレータイプ)】
患者 64 歳 男性
状況 ベランダの低い位置に小さな蜂の巣があったので、マスクをせずに、
しゃがんでエアゾール式の不快害虫用殺虫剤を数分間噴射した。
症状 血圧上昇、悪心、ふらつき(悪心は翌朝も持続、ふらつきは翌朝出現)
処置 家庭で全身の水洗、医療機関で内服薬処方
転帰 外来受診(翌日、通院1回)、軽快
◎事例2 【原因製品:ピレスロイド含有殺虫剤(スプレータイプ)】
患者 47 歳 女性
状況 ポンプ式スプレータイプの殺虫剤を網戸に噴射した際、吸入して症状が出現し、受診した。
気管支喘息の既往がある。
症状 咳、呼吸困難、喘息発作、皮膚の腫脹(顔)
処置 医療機関で投薬、吸入薬使用
転帰 入院(5日)、軽快
◎事例3 【原因製品:ピレスロイド含有殺虫剤(ワンプッシュ式蚊取り)】
患者 28 歳 女性、7ヵ月児
状況 室内に蚊が入ったので、母親がワンプッシュ式蚊取りをリビングと台所に3回ずつ噴射した。
10 分後に子どもをリビングで寝かせたところ、一緒にいた母親に症状が出現した。
症状 舌の刺激感(母親のみ、20 分後に出現)
処置 うがい、水分摂取、室内の換気
転帰 家庭内で経過観察、当日中に改善
◎事例4【原因製品:ピレスロイド含有殺虫剤(ワンプッシュ式、不快害虫用)】
患者 10 歳 男児
状況 墓参りの際、子どもが虫よけスプレーと間違えて、器具にセットされたワンプッシュ式の
不快害虫用の殺虫剤を自分の手足に噴射した。眼にも入ったかもしれない。
症状 眼の充血、皮膚の発赤・腫脹(頬)、皮膚のしびれ(腕、鼻)
処置 家庭で洗顔、水洗(皮膚)、医療機関で内服薬(鎮痛剤)処方
転帰 外来受診(当日、通院1回)、水洗、鎮痛剤服用後に軽減、翌朝改善
◎事例5【原因製品:ピレスロイド・メトキサジアゾン含有剤(一回使い切りタイプ)】
患者 23 歳 男性 外国人
状況 くん煙剤を使用中の室内に 40 分程度在室し、煙を吸って症状が出現した。
火災警報器にはカバーをかけたが、くん煙中は室内にいてはいけないことがわからず、吸入した。
症状 咳、喉の痛み、嘔吐、眼の充血
処置 医療機関で水洗(顔、口腔内)、内服薬(鎮咳剤)処方
転帰 外来受診(当日、通院1回)、受診後に咳、眼の充血は改善
◎事例6【原因製品:ピレスロイド含有殺虫剤(強力噴射スプレータイプ)】
患者 79 歳 女性
状況 部屋にムカデがいたので、屋外専用のムカデ用のエアゾール式殺虫剤を噴射した。
翌日、部屋の換気をして掃除をしたが、屋外で使用するようにと記載があることに気づき、心配になった。
症状 食欲不振
処置 室内の換気
転帰 外来受診、受診後に改善
◎事例 7【原因製品:防虫剤(ナフタレン)】
患者 55 歳 男性
状況 防虫剤をタンスに入れて使用したが、臭いが強く、2日ほどして捨てた。
洋服に付着した臭いが取れず、症状が改善しない。
症状 喉の違和感、頭痛(5日後も持続)
処置 室内の換気
転帰 転帰不明
★園芸用農薬・除草剤等は81件
園芸用殺虫・殺菌剤及び除草剤は前年13件増の81件(有症率 81.50%)で。殺虫剤・殺菌剤55件、除草剤23件、肥料(植物活力剤等)3件で、成分では、有機リン含有剤が32件、グリホサート含有剤が16件でした。
◎事例1 【原因製品:有機リン含有殺虫剤(液体タイプ)/展着剤】
患者 36 歳 男性
状況 殺虫剤と展着剤の混合希釈液4L を、脚立に登って自宅の庭木の上方に1時間かけて
電動の噴霧器で散布した。霧が眼に入った気がしたのですぐに洗眼し、
噴射状態を霧状から直線状に変えた。長袖長ズボン、軍手、メガネ、紙マスクを着用していたが、
軍手は作業中に少し濡れた。
症状 悪心、胸部違和感
処置 家庭で洗眼、うがい、入浴
転帰 外来受診(翌日、通院1回)、2〜3日後に改善
◎事例2 【原因製品:ネオニコチノイド含有殺虫剤(スプレータイプ)】
患者 36 歳 女性
状況 マスク、メガネをせずに、庭の背の高い植物に、ポンプ式スプレータイプの殺虫剤を5分程度散布した。
薬剤がかかるほどではなかったが、散布中に風向きが少し変わり吸入した。
症状 喉の違和感
処置 新鮮な空気下に移動
転帰 家庭内で経過観察、翌日には改善
★洗浄剤及びパイプ洗浄剤、漂白剤
洗浄剤及び洗剤の合計は300 件で前年から47 件減少しています。
@ 洗浄剤(住宅用・家具用)
洗浄剤 269 件(有症率 65.4%)の用途別では、カビ取り用116件、排水パイプ用28件、トイレ用33 件、浴室用26件、洗濯槽用23件、住宅・家具用 22件、成分別では次亜塩素酸系が189件(うち酸との混合による塩素ガス発生事例が18 件)でした。形態別ではポンプ式スプレーが155件と多いでした。
A洗剤(洗濯用・台所用)
洗剤 31 件(有症率 80.6%)で形態別では、液体23件(うちパック型 7 件)、粉末5件、ポンプ式スプレー2件、固形1件でした。また、つめ替え用製品による事故が5件ありました。
B漂白剤に関する事例は 前年20件増の146 件(有症率 71.2%)で、成分別では、次亜塩素酸系が125 件と最も多く、形態別では液体が86件、ポンプ式スプレーが51 件でした。
酸素系は、粉末型が過炭酸ナトリウム、液体型が過酸化水素です。
酸との混合で発生した塩素ガスを吸入したと考えられる事例は13件(洗浄剤とあわせると 31 件)あり、前年より増えました。食酢及びクエン酸との混合がそれぞれ4件づづありました。
◎事例1 【原因製品:カビ取り用洗浄剤(塩素系)】
患者 66 歳 女性
状況 扉を少し開けた状態の浴室で、スプレータイプの塩素系カビ取り剤を 3本使用し、30 分間掃除した。
症状 悪心、嘔吐、頭痛、意識障害、顔面蒼白
処置 医療機関で輸液
転帰 入院(2日)、翌日改善
◎事例2 【原因製品:排水パイプ用洗浄剤(アルカリ)】
患者 40 歳 男性
状況 粉末の排水パイプ用洗浄剤を溶解する際、一気に水を入れたところ粉が舞って吸入した。
症状 咳込み、喉の痛み(喉の痛みは翌日出現)
処置 家庭でうがい、医療機関で内服薬(消炎剤)、うがい剤処方
転帰 外来受診(通院1回)、翌日には改善
◎事例3【原因製品:台所用洗剤(食器用)】
患者 35 歳 女性
状況 台所用洗剤の容器を押した際、洗剤が跳ねて原液が眼に入った。洗眼後も症状があり、受診した。
症状 眼の痛み・充血・違和感、角膜損傷、視力低下
処置 家庭と医療機関で洗眼、点眼薬処方
転帰 眼科外来受診(当日、通院5回)、8日後に改善
◎事例4 【原因製品:洗濯用洗剤(パック型)】
患者 4歳 男児
状況 納戸の上段に置いていた箱型容器から、子どもがパック型液体洗剤を1個取り出して、
強く握りつぶした。洗剤が飛び散り顔や眼にかかった。母親が洗濯の準備をしていたので、
手伝いをするつもりだったようだ。
症状 眼の充血
処置 家庭で洗眼
転帰 眼科外来受診(翌日、通院1回)、翌日午後には改善
◎事例5 【原因製品:漂白剤(塩素系)/食酢/食塩】
患者 63 歳 女性
状況 食塩と食酢を混ぜて掃除していたが、汚れが落ちなかったので、食酢300mL に
塩素系漂白剤大さじ3杯と食塩を入れたところ、刺激のある独特な臭いがして、
症状が出現した。喘息の既往がある。
症状 喉の痛み、息苦しさ、咳、胸部違和感
処置 医療機関で吸入薬(β刺激薬)使用、内服薬・吸入薬処方
転帰 外来受診(当日、通院1回)、転帰不明
◎事例6 【原因製品:漂白剤(塩素系)/住宅・家具用洗剤(クエン酸)】
患者 52 歳 女性
状況 残り少なくなったスプレーの中のクエン酸溶解液を重曹水と勘違いして、上から
塩素系漂白剤を原液で 100mL 程度加えてしまった。シュワシュワと泡が出て熱くなり、
洗面所の床に噴射したところ、臭いがした。マスクをせず、換気もしていなかった。
症状 眼の痛み・充血
処置 家庭で洗眼、室内の換気、医療機関で点眼薬(抗炎症薬)処方
転帰 眼科外来受診(当日、通院1回)、翌日には改善
◎事例7 【原因製品:漂白剤(塩素系)】
患者 68 歳 女性
状況 台所でまな板に布をかけ、塩素系漂白剤の原液 70mL 程度をかけて、つけ置きした。
その間、部屋を行き来しながら、合わせて5分程度その場で吸入した。換気せず、
マスクもしていなかった。
症状 息苦しさ、鼻の刺激感
処置 新鮮な空気下に移動、水洗(鼻)
転帰 家庭内で経過観察、当日中に改善
◎事例8 【原因製品:漂白剤(酸素系)】
患者 39 歳 女性
状況 浴室で衣類の漂白をしようとして、洗面器に酸素系漂白剤をキャップ1杯程度入れ、
熱湯を 200mL 程度入れた。直後にモワっと煙のようなものが出て、刺激臭を感じた。
マスクはしていなかった。
症状 咳込み
処置 室内の換気
転帰 家庭内で経過観察、数十分程度で改善
★芳香・消臭・脱臭剤、防水スプレー、除菌剤、忌避剤
@芳香・消臭・脱臭剤では、前年21件減の69件(有症率72.5%)で、エアゾル型が28件、ポンプ式スプレーが16件。また、自動噴射型芳香剤は11件ありました。エアゾール缶の廃棄時に缶に残った薬剤が噴出した事例や、滴下容器に入った芳香剤を間違えて点眼してしまった事例もみられました。また、香害の原因のひとつ柔軟剤については、事例がなく、『においへの感受性が高い人に配慮し、使用する際は表示を参照し使用方法・使用量を守ることをお願いする』との決まり文句があるだけでした。
A防水スプレー被害は、前年43件の大幅増の98件(有症率 68.4%)あり、製品別では靴用の製品が44件、衣類用17件、衣類・靴両用20件)で、使用中の事故が94件あり、うち屋内や車内使用が59件あった。
(参考)家庭用防水スプレー等製品安全確保マニュアル作成の手引(第3版)(厚生労働省)
B除菌剤については、 58 件(有症率 60.3%)で、成分別では、アルコール系が27件、二酸化塩素系26件、次亜塩素系5件でした。
C忌避剤に関する事例は 21 件(有症率 71.4%)で、製品形態は、スプレータイプ、設置タイプ、シー トタイプ等の様々でしたが、成分別の件数は記載がありませんでした。
◎事例1 【原因製品:芳香・消臭・脱臭剤(液体タイプ)】
患者 33 歳 男性
状況 液体の消臭剤を初めて購入し、設置したトイレに入ったところ、直後に症状が出現した。
喘息の既往がある。
症状 息苦しさ
処置 室内の換気、新鮮な空気下に移動
転帰 家庭内で経過観察、換気・移動後に改善
◎事例2 【原因製品:芳香・消臭・脱臭剤(自動噴射型エアゾール)】
患者 40 歳 女性
状況 話をしながら物を取るためかがんだところ、自動噴射型エアゾールのセンサーが反応して
薬剤が噴射された。顔にかかり、眼や口に入った。
症状 口腔咽頭の違和感
処置 洗眼、うがい
転帰 転帰不明
◎事例3 【原因製品:芳香・消臭・脱臭剤(自動噴射型エアゾール)】
患者 46 歳 女性
状況 自動噴射型エアゾールのスプレー缶とりかえサインがでていたので、
外して廃棄しようと缶に穴を開けたところ、残液が噴出し、顔にかかった。
症状 悪心
処置 室内の換気、洗顔
転帰 家庭内で経過観察、翌日改善
◎事例4 【原因製品:二酸化塩素除菌剤(設置タイプ)】
患者 44 歳 女性
状況 二酸化塩素の空間除菌剤を初めて購入し、開封した使用を開始したところ、9 時間後から
具合が悪くなった。除菌剤を玄関に移して、咳込みはおさまった。
症状 咳込み、息苦しさ、悪心、倦怠感
処置 薬剤の除去
転帰 転帰不明
◎事例5 【原因製品:防水スプレー】
患者 18 歳 女性
状況 玄関でドアを閉めたまま、傘3〜4本と靴1足にエアゾール式の防水剤を
10〜15 分使用した。初めての使用で、使用前に使用説明を確認せず、
マスクやメガネはしていなかった。喘息の既往がある。
症状 咳、息苦しさ、肺炎、悪心
処置 室内の換気、医療機関で吸入薬投与
転帰 入院(1 ヵ月程度)、軽快
◎事例6 【原因製品:防水スプレー(衣類用)】
患者 28 歳 男性
状況 自宅のベランダで、バイク用のジャケットとカッパに、初めて購入したエアゾール式の
防水剤を 1 本全量噴射した。マスクはしていなかった。
症状 咳、発熱(咳は 30 分後に出現)
処置 新鮮な空気下に移動
転帰 内科外来受診(3日後)、3日後には改善傾向
◎事例7 【原因製品:昆虫忌避剤(衣類用、スプレータイプ、ディート・メントール含有)】
患者 2歳 男児
状況 高いところにあった衣類用のポンプ式スプレータイプの虫よけ剤を、
子どもがイスに乗って取り、自分の顔に向けて噴射し眼や口に入った。
症状 眼の充血
処置 洗眼、水分摂取
転帰 家庭内で経過観察、2日程度持続
作成:2019-01-28