行政・業界の動きにもどる
t00108#ドイツで農薬除草剤アトラジン使用禁止#91-05
 ドイツ政府は、チバガイギーが開発し、日本でも農薬登録されているトリアジン系の除草剤アトラジンを、4月1日から使用禁止にしました。これは、同剤の地下水汚染がすすみ、ECの飲料水最大許容濃度0.1ppmを越えるところがでてきたためです。
 メーカーは、これに対して、WHO基準2ppmやアメリカEPAの基準3ppmをあげ、この措置に異議をとなえています。アトラジンは変異原性があり、動物実験では胎仔への影響が見られる上、発癌性の疑いもあります。
 日本での89年度の輸入量は原体96トン、製剤44トンで、単剤水和剤のほか種々の複合剤が販売されています。

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作成:1998-04-01