農薬の毒性・健康被害にもどる
t00607#アイルランド:バイエル社相手の農薬中毒訴訟#92-04
アイルランドの農民が起こした有機リン系洗羊液使用による農薬中毒訴訟は、90年10月にダブリンの高等裁判所に提訴されたまま、審理がすすんでいません。
メーカーのバイエル社は、農民の症状と薬剤の因果関係はみあたらず、78年以来、29カ国で販売しているのに、そのような申し立ては初めてだとして、責任を回避しています。イギリス政府は、先頃、使用方法を守ってさえいれば、農民に何の害ももたらさないとの評価をくだしたそうです。洋の東西を問わず、農薬メーカーと行政の姿勢はかわらないね。

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作成:1998-04-01