行政・業界の動きにもどる
t04701#「殺虫剤の安全性に危惧を持つのは大変ナンセンスなこと」−シロアリ防除業者への講演で筑波大教授が発言#96-03
 2月6日から7日にかけて、東京虎ノ門にある国立教育会館虎ノ門ホールで、「ねずみ・衛生害虫駆除研究協議会」が開かれました。主催は厚生省、日本環境衛生センター、日本ペストコントロール協会で、後援は東京都、日本防疫殺虫剤協会、日本殺虫剤工業会、東京都ペストコントロール協会という、蒼々たるメンバーでした。
 この協議会に参加した島津さんが、特別講演として行われた筑波大学農林学系教授の正野俊夫氏の「害虫防除に使われる殺虫剤の有効性と安全性−天然物は有効で安全か?」と題する講演の内容があんまりだと憤激の投稿をして下さいました。
 私たちも当日の講演内容について「ねずみ・衛生害虫駆除研究協議会資料」を入手、検討したところ「害虫駆除の手段として最も効率的なのは殺虫剤の利用」とした上で、「殺虫剤の安全性に危惧を持つことは大変ナンセンスなこと」などと発言していることがわかりました。このような発言を見逃すことは大きな農薬事故にも結びつきかねませんし、また、このような発言が厚生省主催のもとに行われていることに大きな疑問を持ちました。そこで反農薬東京グル−プでは、急きょ、厚生省に対し公開質問状を出すことにしました。
 以下、講演内容の問題点、公開質問状、島津さんの投稿を次ペ−ジ以降に掲載します。−略−

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作成:1998-04-01