環境汚染にもどる
t08605#水系調査で、内分泌撹乱農薬8種検出−NHKニュースより−#99-02
 1月13日のNHKTVニュースによれば、環境庁が、昨年実施した全国249ヵ所の河川・湖ら水系を対象とした内分泌撹乱農薬39種の環境調査の結果、8種の農薬が検出されたことがわかったそうです。
 水田除草剤らに使用されるダイオキシン含有の2,4−Dが37ヵ所で、最高1560ppt、野菜・果実用殺菌剤ベノミルが19ヵ所で、最高500ppt検出されたとのことです。これらの数値は、わたしたちが、かって問題としたCNPの汚染に匹敵するものです。 ほかにも、殺虫剤メソミルが9ヵ所で、除草剤アトラジンが6ヵ所でみつかっているそうです。
 今回は、いままでの環境庁の調査と異なり、試料採取は7から8月に行なわれており、わたしたちが、求めてきたように、春から夏にかけての農薬の使用時期に環境調査を行なった結果、やっぱり検出されたというわけです。 環境庁に対して、一刻もはやく、今度の調査結果の詳細を公表することを求めるとともに、環境ホルモン農薬の使用をできるだけやめていくよう運動を強めていきましよう。そのためには、ぜひとも、パンフ「農薬と環境ホルモン」をお読みください。

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作成:1999-02-28