農薬の毒性・健康被害にもどる
t11006#埼玉県朝霞市:メソミル入り毒餌でハト大量死#01-01
 昨年12月14日、埼玉県朝霞市で、大量のハトが死んでいるのが見つかりました。  県衛生研究所の調べで、小麦に殺虫剤メソミル(商品名:ランネート)を混ぜ た毒餌が原因と判明しました。
 メソミルはカーバメート系の薬剤で、毒劇法で劇物指定されていますし、環境ホルモンの疑いのある農薬です。過去には、散布中の吸入による死亡事故もあり、その取り扱いに注意を要する薬剤であるうえ、果樹園や畑を荒らすスズメなどの鳥害対策や野良犬退治の毒餌として、違法使用されるため問題となったこともあります。今回も、駅前のハト退治に使用されたと思われ、警察が動物保護管理法違反容疑で捜査するそうです。
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作成:2001-02-25