ダイオキシンにもどる
t17105d#東京都の豊島5丁目団地で、さらなるダイオキシン・重金属汚染#05-11
 東京都北区豊島5丁目団地(日産化学王子工場跡地)のダイオキシン及び重金属汚染調査をしている都市再生機構は、11月10日、新たな調査結果を発表しました。
 ダイオキシンの基準(1000pgTEQ/g以下)超えは、18地点中10個所、最高は26万pgTEQ/g(深度3m)、鉛の基準(150mg/kg以下)超えは18地点中10個所中、最高は1700mg/kg(地表下0〜50cm)、砒素の基準(150mg/kg以下)超えは27地点中2個所、最高は410mg/kg(地表下0〜5cm)でした。
 同機構は、次ぎのような対策を示しています。
 @グラウンドについては、緊急対策として、既存のダスト舗装の上に不織布シートを
  敷き詰め、普通土及び砕石敷き(厚さ20cm)を行い、ダスト舗装(厚さ5cm)を表層に
  施す、という工事を実施した。
 A法令に基づく対策汚染土壌の除去、盛土50cm、アスファルト舗装3cm、コンクリー
  ト舗装10cmなどがある。例えば、盛土を行う場合は、既に緊急対策による20cmの盛
  土が施されている箇所は、追加で30cmの盛土を実施後、芝の種子吹きつけ等を行う。
 B段階的に実施。まず、植栽(高木を除く)をカットし、不織布シートを敷き詰め、約
  10〜20cmの客土を行ない、その後、法令に基づく対策を追加実施する。
 一方、この発表に先立つ10月30日には、第1回北区豊島地区ダイオキシン類健康影響評価検討委員会を開催され、団地住民150人のダイオキシン類血液検査を来年2月より実施することが決まりました。しかし、ダイオキシンや重金属汚染は、5丁目団地が建てられた30年前から、見過ごされてきたわけです。現在、団地に住む約5000世帯だけでなく、過去に遡及した以下のような疫学調査がぜひとも必要でしよう。 
  生殖系: 出生率と出生男女比率、流産率とその男女比率、子宮内膜症、先天異常
  脳・神経系:学習障害、運動障害、感覚機能障害
  免疫系:ゼンソク、アレルギー、 化学物質過敏症
  死因調査:ガンと発症部位など
 
 また、北区は、11月18日に、8月の中間報告につづき、最終報告をまとめて公表しました。現在、都市再生機構と北区が別個に実施している環境調査を、東京都が取りまとめ、根本的な土壌浄化計画を早急にだしてもらいたいものです。
  【関連記事】記事t16705記事t17006

  【参考資料】北区のHPにあるダイオキシンの頁8/19中間報告11/18結果報告
        ダイオキシン類健康影響評価検討委員会メンバー
                北区豊島地区ダイオキシン類健康調査対象者の募集(12/01)
                12/07汚染地域指定要請
       都市再生機構の報告
        11/10土壌調査結果及び説明会の開催について(お知らせ)
        10/28豊島5・6丁目地区のダイオキシン類調査について(第3報追加)
        9/30重金属等の土壌調査結果について(お知らせ)
        9/23豊島5・6丁目地区のダイオキシン類調査について(第3報)

        福島区議のHPにある
         豊島5丁目団地のダイオキシン類等の土壌汚染問題について

        そね都議のHPにある
         豊五団地ダイオキシン類等の土壌汚染問題について


購読希望の方は、〒番号/住所/氏名/電話番号/○月発行○号からと購読希望とかいて、 注文メールをください。
年間購読会費3000円は、最初のてんとう虫情報に同封された振替用紙でお支払いください。

作成:2006-02-26