★長野県での農薬不法廃棄
長野県では、この1ヵ月間に、農薬の不法投棄が連続して起こっています。新聞報道されたものには、
・4月 1日 長野市青木島町で、放置されている硫酸ニコチン、硫酸銅の容器や
袋がみつかる。
・4月22日 伊那市の用水路に、殺虫剤や殺菌剤のプラスチック製容器14本が見つかる。
・4月25日 諏訪郡原村で、地域清掃中に、道路脇にベンタゾン・MCPAエチル剤、
MCPAエチル剤、IBP・ダイアジノン剤、BPMC・MPP剤、カルボスルファン剤、
ダイアジノン剤の袋16個46kg及びクロルピクリンやMEPの空容器など
不法投棄。
・5月8日 茅野市の工業団地内に、殺虫剤や殺鼠剤・殺菌剤の入った袋39と容器5個の
不法投棄。
があります。地元警察署は、廃棄物処理法と毒劇物取締法で調べているとのことです。
さらに、長野県警生活環境課は4月26日、連続して発生した農薬等の投棄事案等を受け長野県薬剤師会や全農長野県本部など5団体に対して、毒劇物の保管管理徹底の要請を行っています。
諏訪郡管轄のJA信州諏訪は、6月24日に不用農薬を回収するということですが、不法投棄防止には、農薬取締法で期限切れ農薬などの回収を義務づけることがぜひとも必要です。