環境汚染にもどる
東日本大震災に被災された方々にお見舞い申しあげます
日本有機農業研究会のHPにある緊急アピール すべての原発を廃炉に!!と義援金等の募集。震災情報
原発廃炉で未来をひらく会の全自治体に放射能測定機の配備を求める申し入れ
t23501#原発をすべて廃炉に、脱農薬で安心社会の建設を〜緊急要望 化学物質による二次被害を防げ#11-03
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は、死者行方不明2万3千人を超える大惨事をもたらし、いまだその全貌はわからない状況です。まず、地震や津波の被害を受けた方々に、心からお見舞い申し上げます。
さらにこの未曾有の天災に加えて、企業災とも言うべき東京電力福島原発事故による放射能の恐怖が迫っています。28日現在、プルトニウムが流出する恐れのある福島第一原発3号機はまだ制御できていません。他の原発もいつ何が起こるか、恐怖にふるえながら見守っているという段階です。
いま、一番必要なのは、災害弱者の救命、避難所での生活支援ですが、私たちは阪神大震災の経験から、化学物質による二次被害を恐れます。これは人災で、防ぐことができます。
災害後、一ヶ月くらいすれば、家電や瓦礫や廃材の焼却が始まり、ダイオキシンの発生が憂慮されます。阪神大震災の場合、相当な量のダイオキシン、ホルムアルデヒドなどの化学物質が大気中に放出されました。また、感染症対策として、身の回りで殺虫剤、殺そ剤、消毒剤が多用され、特に、かねてから散布中止を求めていた消毒剤のクレゾール石けん液も無造作に散布される恐れがあります。
他にもいろいろ懸念材料はありますが、とりあえず、農薬をはじめとする化学物質による二次被害の防止を求めて、関係行政に以下のような緊急要望を行いました。
3月22日:化学物質による二次被害を引き起こさないための緊急要望
それ以後の段階では、全力を挙げて原子炉の廃止、農薬などの化学物質の減量に努めなければなりません。
すでに、多くの人が主張しているように、つつましく暮らし、安心な社会建設のために努力する必要があると思います。節電ということで高速道路の照明を半分に減らしたという報道がありました。近くの大型店舗は薄暗くなっています。でも、それほど困っているわけではありません。不必要な電気を使わされてきた事実を認める必要があります。
しかし、計画停電とかいうやり方は、問題です。やるのか、やらないのか、その時間にならないとわからないという東電のいいかげんさが病院等で深刻な状況も招いています。また、地方に原発の危険性をおしつけ、首都圏での生活を甘受してきた文明の脆さも露呈しました。
いつ大規模停電になるかわからないなどという東電が首都圏の電力を握っていること自体に空恐ろしさを感じます。
原発を大量に作って、これでもか、これでもかと電気を使わせてきた電力会社や、その他の大企業の宣伝に載らず、自然と仲良くしながらほどほどの生活ができれば、それで十分です。
また、不必要な農薬や殺虫剤・芳香剤や、その他もろもろの化学物質も使わないようにしましょう。もう二度とこのような恐怖を味わうのはごめんです。
被災者に対して直ちに具体的な支援が必要ですが、反農薬東京グループは有機農業研究会の義援金窓口を利用させていただくことにしました。以下の口座にお願いします。
ゆうちょ銀行 00180-0-165363
口座名 日本有機農業研究会 義援金と明記
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作成:2011-03-28