■生活習慣病 アルコール性肝炎
 

アルコール性肝炎

【手掌紅斑】


健康志向の高まりの中で、いろいろな健康知識が一般化しています。とくにお酒好きの男性の間では、胃や肝臓に対する話題も多く、「手のひらが赤いのは肝臓がわるい証拠」などの話がよく交わされています。

 たしかに、肝硬変や慢性肝炎などの肝臓降害では、「手掌紅斑」という手のひらが赤くなる症状が現れることがあります。しかし、単に手のひらが赤いからといって、それがすぐ肝臓障害と結びつくものではありません。

手のひら全体が赤みをおびている、それもピンクがかった赤みなら、それはむしろ「血色がよい」健康な証拠です。
 手掌紅斑の場合は、親指のつけ根や小指のつけ根の下など、ふくらんでいる部分がかなり強い赤の斑点状になる特徴があります。 肝臓が障害されている場合は、手のひらや白日などが黄色みをおびる黄痘症状が出ることも少なくないので、この点も注意して見てください。

 


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