現代医学では、ウイルスの種類によってウイルスの種類によってウイルス肝炎を分けていますが、中医学ではこのような分類をしません。肝炎の症状の程度や進み方は、ウイルスよりも、体の抵抗力や体質の違いに大きく影響されると考えるからです。
また、中医学には、「病因となる有害な物質(ウイルス)がからだを侵そうとしても、からだの抵抗力が充実していれば発病することはない」という原則があります。ウイルスに感染しても、健康のレベルを十分に保っていれば発病することはないのです。これがいわゆる「キャリア(保菌者)」の状態です。 |