■生活習慣病 魚油は高脂血症を改善する
 

魚油は高脂血症を改善する


 血液をサラサラにする魚油は、高脂血症を改善する効果も高い。365人が魚油の濃縮物を摂取し積け、血液中の中性脂肪濃度(中性脂肪値)の変化を調べたところ、高脂血症の人は中性脂肪値が減少しました。同時にコレステロールも下がっています。

 毎日摂取した魚油濃縮物の量は、EPA含有量に換算して最初の1年が3・6g、2年目以降が1・8g。脂質が正常に近い人はど作用は穏やかでした。

アトピーの患者は液中のDHA、EPAが少ない

 サラダ油などに多いn・6系脂肪酸を多くとると、アトピーの原因になる物質が体内で作られやすくなる。帝京大学ではアトピー性皮膚炎の患者49人の血液を取り、中に含まれている脂肪酸を分析した。魚に多いnー3脂肪酸であるDHAやEPAの量は、健常者に比べて3〜5割も少なかった。

魚食を続けると、2週間後には血液中のDHA濃度が高まることが知られています。

アトピーの人は魚を食べましょう。

データー:帝京大学医学部、島崎弘幸教授


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