■生活習慣病
 

魚と脂のニュース


 サラダ油などに多く含まれるリノール酸(nー6系脂肪酸の一種)。ラードやバターなどの動物性袖に比べ、サラサラで健康にいい植物性油″という印象があるかもしれない。
 だが、専門家の見方は逆。日本脂質栄養学会は現在、「リノール酸の過剰摂取が、アレルギーなどの病気を増やす原因」として、摂取量削減を進める提言の検討に入った。
「リノール酸の摂取量は、摂取エネルギーの4%以下に減らすべきだ(現在は6%ほど)」(同学会の名古屋市立大学薬学部の奥山治美教授)。
 奥山教授が代わりに推奨しているのは、しそ油。魚油と並んでnー3系が多い油だ。
 

日本人が消費する食用魚介類は年間800万トンほど。1人当たりの消費量は米国人の8
倍、英‥国人の6倍という。 ところが、200海里の漁業規制や資源の枯渇で漁獲量が激
減、水産資源の確保は年々難しくなってきた。食用魚介類の自給率は25年ほど前まで100%を超えていたが、年々減少し2000年には55%に下がった。
 国内の漁獲量減少を補っているのが、輸入水産物だ。ここ卸年で6倍に増えた。食上早でおなじみのアジの開きやシシャモは、ほとんどが輸入品だ。
 魚介類は、そのほとんどを天然資源に頼らざるを得ない唯一の食糧源でもある。味わって残さず食べたい。


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