■生活習慣病  高血圧

Next

 

無症状高血圧症」はからだのバランスを整えて治す


 

 よく、血圧が高いのに症状がないことがあります。これは高血圧に特有の症状がないだけであって、実際には、からだの不調を示す症状が起こっているのですが、症状がいつの間にか消えていたり、違和感を感じないのです。

 しかし、陰液の不足が進み、バランスがくずれて活動エネルギーが相対的に高ぶり進むと、雲の上を歩いているような感じのめまいや頭痛、イライラ、のぼせなど、高血圧によくみられる症状が起こります。また、場合によっては、からだの先端部に栄養物質が行きわたらなくなるので、手足のしびれなども現れます。

 ただ、このような症状が長くは続かず自然に回復する場合には、自己調節機能がまだ正常に働いていると考えられます。ですから、この時期に、たまたま健康診断などで高血圧がわかったからといって、むやみに降圧剤を使うのは、必ずしもよいとはいえません。血圧が高いのに高血圧の症状がない「無症状高血圧症」に降圧剤を使うと、場合によっては、かえってバランスをくずすこともあるのです。

 中医学では、このような場合、単に血圧の数値だけに目を奪われることなく、陰液と活動エネルギーのバランスを調整するために治療を考えます。

 


Home