■生活習慣病 糖尿病薬物療法

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薬物療法<経口糖尿病薬療法>


 経口糖尿病治療薬 3
インスリン
抵抗改善薬
作用 ・インスリン抵抗性を軽減
・肝における糖産生を抑制
・末梢組織における糖利用を高める
服用時点 朝食前又は朝食後
副作用・注意 ・肝障害 --対策--->定期的な検査で十分回避できる
     全身の倦怠感などが現れたら、医師に相談
一般名 商品名
塩酸ピオグリタゾン アクトス Actos(武田)
 錠:15・30mg(ピオグリタゾンとして)
 
食後過血糖改善薬
α-グリコシダーゼ
阻害薬
作用 主に腸管内で糖質(二糖類)を一番小さなブドウ糖に分解する酵素の働きを抑える
このため糖質の消化吸収が遅れ,食後の過度な血糖上昇を改善する
服用時点 食直前!
副作用・注意 ・低血糖症状 --対策---> 常に砂糖・アメ等を持参
   ※この薬の作用が糖質をブドウ糖に分解する酵素の働きを
    抑えるものであるため、
ブドウ糖を用意した方がよい
・お腹が張る、おならが増える
・肝障害 --対策--->定期的な検査で十分回避できる
     全身の倦怠感などが現れたら、医師に相談
・併用薬に注意!
 αグリコシダーゼの効き目UP(低血糖になる)
  サリチル酸剤(アスピリン他)
 αグリコシダーゼの効き目DOWN
  副腎皮質ホルモン(ステロイド)

<薬局などでもらえるお薬手帳を活用しましょう>
市販薬でも別の病院で処方された薬でも、飲みあわせをチェックしてもらえます。病院・薬局に行かれるときは常に持ち歩きましょう。
一般名 商品名
アカルボース グルコバイ Glucobay(バイエル)
 錠:50・100mg
ボグリボース ベイスン Basen(武田)
 錠:0.2・0.3mg
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