環境汚染にもどる
t11904#農薬不法投棄事件:@鳥取県で魚毒事件#01-09
8月6日、鳥取県郡家町の八東川で一万三千匹というアユの大量死事件がありました。
県の衛生研究所の調査で、付近の河川水に殺虫剤ロテノンが0.70ppb、底質中に0.453%、底質の上層水に380ppbという高濃度で検出されました。さらにこの上層水からは殺虫剤MEPが86ppbもみつかっています。8月10日付け日本海新聞によりますと、郡家警察署が現場付近の草むらから農薬袋を発見、ロテノン等がはいっていたとのことです。
ロテノンは有機農産物にも使用を許された天然物デリス根を原料とする殺虫剤ですが、水質汚濁性農薬に指定されている魚毒性の強い農薬です(記事t11003)。不法投棄が、魚毒事件を招いたと思われます。
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作成:2001-10-27