■生活習慣病  脳血管障害と肥満

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運動不足や悪い食生活が原因?


 手足の麻痺や言語障害など、QOLに重大な後遺症を残すことの多い脳血管障害です。かつて栄養状態が悪かったころ、つまり血管壁を丈夫にするたんばく質の十分な摂取ができなかったころの脳血管障害は、血管のもろさと高血圧からくる脳出血が圧倒的に多か
ったのです。しかし現在では、運動不足や食習慣の変化と過食による、高脂血症・糖尿病等などの原因により、脳の血管が詰まって酸素や栄養が行きわたらなくなる脳梗塞が増え
ています。
 さらに増えつつある脳血管性痴呆の原因にも脳梗塞が関わっています。
 運動の習慣や食生活などの生活習慣を改めながら、サプリメントの服用により脳血管障害の発症を防ぐことができます。
 脳血管障害は、大きく分けて脳出血と脳梗塞があり、さらに表のように分類されます。

脳血管障害 脳梗塞 アテローム血栓症 コレステロールなどがたまって動脈硬化をおこし、そこが腫れて又はそこに血栓ができて血管がつまった状態
心原塞栓性 心臓など他の場所でできた血栓が脳にまで流れててきて血管がつまった状態
ラクナ 直径1.5cm未満位の脳の深部の小梗塞
脳出血
脳出血 高血圧などが原因になって弱った血管が破れて脳内に出血が起きた状態
クモ膜下出血 動脈瘤などが破れて、脳表面をおおっているクモ膜の下に出血が起こった状態

 サプリメントとしては、コレステロールの酸化を抑える抗酸化作用、さらには脳血流改善作用をともに持つ
イチョウエキスが最適です。
 イチョウエキスは血管も丈夫にしますので、後者の脳血栓にも効果があります。
 高脂血症や糖尿病が関与する場合は、高脂血症や糖尿病に必要なサプリメントの併用も効果的です。


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