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心臓の大きさの触診法


 
心臓の大きさの触診法
まず心臓の正確な位置を知ることが大事です。自分の胸を鏡でじっくり見ます。左側の乳首の下あたりで、皮膚の一部がピクピク動いているところがあるはずです。よく見えなければ、そのあたりを指先でソツと触れてみてください。必ずピクピクと動いている場所を見つけることができます。それが心臓の最先端の部分で、心尖と呼ばれています。このピクピクとした動きを「心尖拍動」といい、その位置から心臓の大きさをおおよそ測ることができます。

 心臓が正常の大きさである場合、心尖拍動の位置は、左の乳首を通るタテの線(乳線)より1センチ以上内側にあります。心尖拍動が乳線上ないしは、それよりも外側にある場合は、心臓が大きくなっている可能性が強くなります。測るときは、心尖位置がずれないように、仰向けの姿勢で行ってください。

1心臓の大きさの触診法
正常な場合は、乳腺の内側で拍動に触れる

2心臓の大きさの触診法
心臓肥大の場合は、乳腺の外側で拍動に触れる



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