■生活習慣病 腰痛

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体内に余った水があると腰が重く痛む


 

 腰痛の原因がどの臓器にあるかを診断するには、まず、痛みの性質を見極めることがたいせつです。
具体的には、1,重い、2,冷たい、3,熱い、4,重だるいなどがあります。
「腰が重い」という症状は多湿の状態でよく起こります。
腎や脾の機能が低下して、飲食物がうまく消化・吸収できず、「余った水」が生まれて体内に滞っているために起こります。
 からだを温める力が十分にあれば、腎の熱量によって水分を蒸化して役立てるために、余った水が生まれることはありません。
ところが、冷たいものを飲みすぎたり、湿度の高い環境に長時間いると、水分代謝が乱れます。
そのうえに腎の熱量代謝の低下が重なると、手足がいつも冷たく体が冷えたり寒い日に腰痛が起こりやすくなります。
 顔色は青白く、食欲不振、下痢、舌苔が白くベタッとするなどの症状が特徴です。

 


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