ニットスペースえむは田園都市線青葉台の編物教室。編みたい物を自由に制作していただいています。

11月も最後の土曜日、もうじき師走とは思えない暖かな日差しの中、自宅教室の生徒さんと一緒に馬喰町にある毛糸屋「keito」さんへ出かけました。
keitoさんは昨年オープンしたばかりの毛糸屋さんですが、扱っておられる糸の多くが海外からの輸入糸のため、日本の毛糸とはまた違った彩りがあるため以前から生徒さん達と一度行きたいねと話していました。
しかし、馬喰町はやはり遠い！横浜や茅ヶ崎からやってきた我々は、早速道に迷ってしまい都会でおのぼりさん状態になってしまいました。
道を間違えて10分ほど周辺を散歩（？）した後、ついに目的地に到着。
ガラスの向こうに広がる彩りの世界にワクワクしながらドアを開けました。
そこは、編物好きにとって夢の世界。
天井まで届く棚にはあでやかな単色糸から神秘的な段染めの糸まで、足元にさりげなく置かれたかごの中にもつややかな配色糸が並べられていました。

最初は、おそるおそる糸玉を手に取って見ていた生徒さん達も、徐々に自分の世界に没頭し、これでセーターを作るとどうか、これはバッグでどうかと吟味が始まりました。
中には、こんなデニム地の端をつないだものも。「デニムの耳」というのだそうです。
１つで小ぶりのバッグが編めるとのことで、お値段も手ごろでした。

こちらは900gの大玉です。同じ色は２つとないということで、自分の好みの色を探してしばし棚の前に滞在。

モヘアにカラフルなネップヤーンが引きそろえられています。生徒さんがこれで帽子を作ろうかどうしようかしばらく悩んでいました。

これもネップヤーンがはいったサンプル編地です。段染め糸やネップヤーンなどの代わり糸が多いので、編地のサンプルはたいへん参考になりました。

その名も"SOCKS"という名前のくつ下用の糸。鮮やかな色が段染めになった細い糸です。このまま編むだけで編み込み模様のような編地になります。

あっという間にお店備え付けのショッピングカゴの中身は候補の糸で山盛り。
お店の方には何度も在庫確認に走っていただき、お世話をかけました。
お店に滞在することおよそ1時間半、ようやく買い物終了した時は、全員が大きな紙袋を手に提げておりました。
すっかり目が満足した後は、お腹を満足させるためにkeitoさんの向かいのお店でランチです。

私はだだちゃ豆コロッケ定食にしました。このお店は山形牛のハンバーグが有名らしく、そちらも非常に美味しそうでした。
メインだけでなく、お米も山形のお米でとても美味しく、味噌汁は最初の一口で思わず「おいしーい！」と口にしてしまうほどでした。
今回は少し出遅れたのか、すでに在庫があまりない糸もいくつかあったので、今度は春夏の糸が売り出される頃にツアーをしようと思います。
そして、楽しみがもうひとつ。
今回参加された生徒さんがどんな作品を編んでこられるのか…
作品はまたブログに掲載させていただきますね。
※写真はすべてお店の許可をいただいて撮影しています。