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アラビノキシラン …… あまり聞きなれない名前ですが、これは自然界に広く分布し、私たちの身近にある植物、イネ、小麦、トウモロコシ等のイネ科植物に多く含まれる成分です。

アメリカUCLA教授でガン、エイズ研究の第一人者マンドウ,ゴーナム博士により進められているアラビノキシランを使った、免疫療法が今とても注目を集めています

アラビノキシランとは 大和薬品株式会社が、旧製品のAHCCという機能性食品を、その開発者及び、UCLA/ドゥルー医科大学免疫学教授マンドゥ・ゴーナム博士と共同で、大幅改良した結果誕生したのが「最先端のバイオ技術の結晶・米糠アラビノキシラン」です。

  米ぬかの細胞壁を構成しているヘミセルロースと呼ばれる高分子の糖質に、キノコ由来の酵素を反応させて活性化したのが、アラビノキシランという物質です。

 アラビノキシランは胃で分解されずに小腸に達し、そこで分解されて分子量が小さくなって容易に血管内に吸収され、NK(ナチュラルキラー)細胞やマクロファージ(貧食細胞)を活性化し、免疫向上作用を促しています。

生理活性物質と言われる アラビノキシラン は、植物の「骨」の働きをしています。植物には骨がありませんそれでもしっかりしているのは、どうしてでしょうか。それは、一つ一つの細胞がしっかりしたコンクリートブロックのような壁をもっており、 それが食物体を支えているからです。

 細胞壁をつくっている材料のひとつがヘミセルロースと呼ばれる高分子の糖質で、栄養学的には食物繊維(Dietary Fiber) と呼ばれるものの一種です。この、イネ科植物のヘミセルロースの主な成分が、アラビノキシラン なのです。

 ヘミセルロースは米や麦の種子の貯蔵成分ではなく、種皮を構成する種子の保護物質です。栄養価値もなく食味を損なうことから精米、精粉の過程で除去されている部分で、あまり食用には供されておらず、 アラビノキシラン の人間に対する生理的な働きはあまり注目されてはいませんでした。

 しかし最近米糠からのヘミセルロースを変性させた 米ぬかアラビノキシラン誘導体(バイオブラン) が免疫に作用することが明らかになり、理想的な免疫に作用する食品の素材として、とくに期待が広がってきたのです。

 


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