■生活習慣病 腰痛

 

腰痛によく使われる漢方薬


 

漢方薬は、体質と、その痛みの状況で服用する処方が違うということです。

下記の処方の説明をよく見比べて、自分の体質と症状がなるべく一致しているものを選びましょう。

疎経活血湯 】 → もっと詳しく
腰部を刺すような痛み、痛い所が固定しており、活動の不自由、痛い所の皮膚が青紫色になる。四肢のしびれ痛み・遊走性の痛み・軽度の浮腫・関節の運動障害などの症候に、皮膚につやがない・しびれ感・筋肉のひきつりなどの血虚(血の栄養状態が悪い)の症候をともなうもの。又、夜間に痛みが強くなる。 舌質は紫暗、オ点やオ斑、舌苔は薄白。
柴胡桂枝湯 】  もっと詳しく
腰から脇肋部に疼痛がおよび、緊張やストレスによって誘発されたり増強し、夜明け頃に疼痛が強くなる。 又、朝、こめかみの頭痛を伴ったり、ゆううつ感・いらいら・怒りっぽい・口が苦い・粘るなどの症状があります。
補中益気湯  もっと詳しく
腰部が硬く、活動が不自由、痛みは疲れると増強する。長く歩いたり、立っていたりすると痛みが増す。
八味地黄丸  もっと詳しく
腰痛、腰部の活動不自由、しばしば腰や下肢の脱力感、腰が疲れ易い、ちょっと仕事をすると腰が疲れて 痛くなる。寒がり、四肢の冷え、夜間の頻尿などを伴う。疲れやすく、四肢が冷えやすく、尿量の異常、痺れ、視力減退、腰痛、脚弱、下肢痛、。
当帰四逆加呉茱萸生姜湯  もっと詳しく
四肢や下腹部の冷えと痛み・しびれあるいは、しもやけなどで、舌質は淡白・舌苔は白で普段から栄養状態が悪く しびれなどを伴うものに多い。寒冷の気候や環境にあって、冷えを感じるとともに急に筋肉がひきつって激しく痛みます。月経通・腹痛・嘔吐などをともなうものや冷えの強いものにもちいます。
五積散 】  もっと詳しく
腰や下肢の持続性鈍痛、痛みは臀部から下肢の後面放散する。寒くなると増強し、温めると軽減する。 寒い日や雨の日に痛みが誘発される。しばしば寒がりや四肢の冷えなどを伴う。
桂枝加苓朮附湯  もっと詳しく
腰部の冷痛、重苦しい、活動不自由、曇りや雨の日に腰痛がひどくなる、腰部を温めたり揉んだりすると痛みが軽減する。又、軽度の浮腫をともなうことが多い。舌質は淡、舌苔は白膩。
六味丸  もっと詳しく
腰痛、腰部の活動不自由、疲労倦怠感、特に腰から下がぬけるように疲れる。めまい、手足のほてり、潮熱、寝汗などを伴う。口が渇く。多尿、頻尿、夜中にトイレに起きる回数が多い。反対に尿量が少なくなることもある。 尿の出が悪く、残尿感など排尿困難がある。

 


Home