■生活習慣病 代替医療 メシマコブ
 
 


 

 

メシマコブは、キコブタケの仲間に属する多年生のサルノコシカケで、学名をフェリナス・リンテウスと言います。その多くは、桑の古木やブナ・シイなどの木に寄生し、直径30センチの大きさに成長するまで20〜30年もの歳月を要すると言われます。
傘の表面は、黒〜褐色、内側のひだに独特の黄〜茶色の剛毛が見られていることから、中国では「桑黄(そうおう)」と呼ばれてきましたが、遺伝子を解析すると桑黄とメシマコブは遺伝子的に相当異なったキノコであることがわかりました。メシマコブの名は、長崎県男女群島の女島(めしま)に自生する桑の木にコブ状に寄生するキノコであることから名付けられました。日本や東南アジアを始め、オーストラリア、北アメリカなどに広く分布しますが、天然から採取することは難しく、また、培養も栽培も極めて困難であることから、長い間、幻のキノコ異名をとってきました。

 


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