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陰陽学説 五臓とは 五臓の働き
五臓の元気がなくなると 気・血・津液・精と美容

 

からだ・心の症状から「五臓」の状態を把握。

 

 

水無くして、人は生きられない。ともすれば忘れがちなことですが、


〈バランスを整える生薬〉

ベタつき
ニキビ
気=停滞
津液=停滞
サンザシ、ヨクイニン
カサつき
肌あれ
血=不足
津液=不足
地黄、百合
くすみ
顔色の悪さ
血=停滞
紅花、営実
小ジワ
ハリのなさ
津液=不足
精=不足
百合、冬虫夏草
敏感 気=不足
高麗人参、紫蘇葉

 

肌をめぐる「血」や「津液」の循環を促進しています。
肌表面にバリアとなって、体表部の抵抗力を高めています。
この流れが停滞すると「血」や「津液」の流れも悪くなり、肌に影響を与えます。
また、「気」が不足すると免疫機能が弱くなるため、肌は刺激に弱くなると
考えられています。
毛細血管の中を流れて、真皮の細胞に栄養を与えます。
「血」の循環は、「気」によって調節され、脈管内からもれることも防止されています。
この流れが悪くなると、栄養が行き渡らなくなり、皮膚のハリや弾力がなくなり、
肌がやせてしまいます。
津液 毛細血管やリンパ管内を流れて表皮、真皮の細胞に水分を与えています。
脈管外にも浸出して表皮にも水分を補給し、肌のうるおいとなめらかさを保ちます。
「津液」の循環も「気」によって調節されていますが、流れが悪くなると肌が乾燥しやすく、あれがちになります。
腎に貯えられ、「気・血・津液」に変化して、脈管によって全身をめぐります。
精は加齢とともに減退・消失するため、カラダもそれにともなって老化します。
これが不足すると、「気・血・津液」も不足していくため、肌年齢に影響を与え、
シワやたるみの原因になります。