気 |
肌をめぐる「血」や「津液」の循環を促進しています。
肌表面にバリアとなって、体表部の抵抗力を高めています。
この流れが停滞すると「血」や「津液」の流れも悪くなり、肌に影響を与えます。
また、「気」が不足すると免疫機能が弱くなるため、肌は刺激に弱くなると
考えられています。 |
血 |
毛細血管の中を流れて、真皮の細胞に栄養を与えます。
「血」の循環は、「気」によって調節され、脈管内からもれることも防止されています。
この流れが悪くなると、栄養が行き渡らなくなり、皮膚のハリや弾力がなくなり、
肌がやせてしまいます。 |
津液 |
毛細血管やリンパ管内を流れて表皮、真皮の細胞に水分を与えています。
脈管外にも浸出して表皮にも水分を補給し、肌のうるおいとなめらかさを保ちます。
「津液」の循環も「気」によって調節されていますが、流れが悪くなると肌が乾燥しやすく、あれがちになります。 |
精 |
腎に貯えられ、「気・血・津液」に変化して、脈管によって全身をめぐります。
精は加齢とともに減退・消失するため、カラダもそれにともなって老化します。
これが不足すると、「気・血・津液」も不足していくため、肌年齢に影響を与え、
シワやたるみの原因になります。 |